今、福祉系カフェがスゴい!!
ブルーのかわいい看板が目印
「あまづキッチン」
ブルーのかわいい看板が目印
「あまづキッチン」
福知山市の国道175号線沿いを走ると、可愛らしいクマが描かれたブルーの看板が目に入ります。ふくちやま福祉会が運営する「あまづキッチン」は、由良川が流れる自然豊かな天津地区に立地し、パン工房やアイス工房を併設した本格的なカフェレストラン。
障がいのある方が安定して働けるように、16年前から別の場所でパンの製造販売を開始。あちこちのパン屋さんの商品を食べ比べて試行錯誤しながらスキルを磨いてきたベーカリーは、充実のラインナップです。天然酵母、国産小麦にこだわり、安全で安心なパンづくりも人気の秘訣。
アイスは地元のおいしい果物や野菜と、丹後のおいしいヒラヤミルクがコラボした「収穫のアイス」。夏にはちょっとシャーベット系、冬には濃厚チョコアイスでやさしい甘さ。
カフェメニューも豊富で、たっぷり使われる新鮮野菜は地元産。と言うのも、週末にはカフェレストランの左手のウッドデッキで、地元農家のみなさんが朝市を開催しているから。もちろんカフェレストランも朝市に合わせた開店時間で地域コミュニティの場を提供。地元盆踊り大会の復活、エイサーと三線の演奏会などイベント会場として地域の人々を引きつける取り組みにも積極的です。
繋がりが生まれ、元気が出る地域の拠点として、地元に定着しています。
「儲けにはならないですが、お互いに人を呼び合うので相乗効果でお客さんも増えるし、人との繋がりは本当に大事です」と、キッチン管理者の仲林清貴さん。
パンやアイスの工房は、外から作業風景が見えて、見ているだけでも楽しくなります。
地元の方々やお客さん、働く障がいのある方々の笑顔がいっぱいの居心地のいい場所を目指すカフェレストランです。

スタッフの方の活き活きと働いておられる姿が印象的!
ちーびず推進員 渡辺 典子
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