京丹波町に拠点を置き、地域の農業家の方々と一緒に付加価値ある加工品の企画開発を行っているNPO法人京都女性起業家協議会さん。
女性の視点で開発企画した商品にあった農産物を栽培し、加工に一番適した収穫時期を見定めているそうです。
「京都やさいおいる」は米油に九条ねぎや万願寺とうがらしなど、4種類の野菜をそれぞれに入れた無添加製品。
・九条ねぎおいる
・甘とうおいる
・とうがらしおいる
・バジルおいる
があります。
これらの中から、九条ねぎと甘とうの2種を試させていただきました。
「京の食6次産業化コンテスト」でも最優秀賞に選ばれている!などの情報はWEBで検索したらヒットしたのですが、まだまだ細かい情報が少ない!
というわけで、自ら色々実践してみます。
上のラッピングをはずすと、このような蓋です。
この口、もしかして尻たれしちゃうタイプ!?と思ったのですが、その点は大丈夫。たれにくく使いやすかったです。
イメージを膨らませるためにまずは色々と・・・。
とりあえず背くらべしてみた

我が家にあるオイル関係で背比べをしてみました。
ウーン…「京都やさいおいる」は決して多くない量ということがわかります。(我が家のオリーブオイルの大きさはさておき・・・)大事に色々試してみることにします!
九条ねぎ対九条ねぎおいる

次に「九条ねぎ対九条ねぎおいる」をやってみた。背の高さは見てわかる通りですが、
どれくらいの九条ねぎがこのオイルに抽出されているかがわかるといいなーという思いを込めて。
今回はほとんど情報なしにとりあえず試してみる!を重視して紹介してみることに致します。
簡単!京都産三度豆を九条ねぎおいるで蒸し焼き!

決して料理上手ではありませんのであしからず。こんなドーンと写真をのせるほどでもないのですが…。
香りをかいでみると、九条ねぎおいるはねぎの香ばしさを感じたので、ゴマ油をイメージして使ってみると良いと思います。
チョー簡単です。
三度豆を洗って2cmほどにざくっと切る。
小なべに少量の水と少量の油、塩ひとつまみを入れて蓋をして蒸すのみ。
油が入っているので色が美しい♪
5歳児もおつまみにも好評でした。
インゲンなど他の豆でも合うと思います。
九条ねぎおいるは風味づけに向いています
次にやってみたのは糸こんにゃくと人参のキンピラ。
そもそも私の料理は油の量が少なめです。フライパンもテフロン加工だし。
キンピラの味はおいしかったけど(娘も旦那も完食)、風味が飛んでしまいました。
最後に風味づけで九条ねぎおいるを使えばよかったと反省。もっと照りと香りが出ると思います。
レシピはこれまた簡単。
糸こんにゃくを熱湯でさっとあく抜き。
食べやすい大きさにカット。
人参は千切りに。
これらを九条ねぎおいるを加えフライパンで炒める。
砂糖・酒・醤油で味付け。
ごまを加え、ねぎを乗っける…。
次に、とり胸肉をから揚げ風に。
ビニール袋にそぎぎりにした胸肉をいれ、塩こうじのみで柔らかい優しい味付けに。
もみもみ。(娘も手伝う)
片栗粉をまぶして熱した九条ねぎおいるで揚げやきに。
これをやってわかったことが、九条ねぎおいるは熱を加えると良いのでは!?香りが増します。
おこのみ焼きや海鮮焼きそば、ラーメンの風味づけなどにオススメです。
甘とうって何!?
「甘とう」って何かわかる?と北海道出身の主人に聞くと、わからないとのことでした。
そういう私も「あまながとうがらし」だと思っていたのですが、正解は「万願寺とうがらし」でした。
万願寺とうがらしは京野菜ブランドの一つ、「万願寺甘とう」とも言われます。京都人も好んでたべる、やわらかく甘みがあるししとうより辛くないお野菜です。
これです。
「甘とうおいる」の香りはピーマンほど青くさくないですが、若干青い香りがします。
どうやらこの香りは、炒めるよりも生で楽しんだ方がよさそうだと思いドレッシングにしてみました。
まずは実験もかねて、おいるに塩を加えてみました。
左が九条ねぎ。右が甘とう。
そしてきゅうりやレタスで味見。
正直それほど大きな味の差がありませんでしたが、おいしくいただきました。
次に、ドレッシングに。
甘とうおいる、酢、砂糖、しょうゆ、ブラックペッパー、レモン汁をブレンドしました。
これはいい感じに風味も残りました。
残ったお野菜にかけて食べました。
残った白ごはんを翌日焼きおにぎりに。

はい。これまた雑な作り方です。
かつお節にみりん少々、お醤油適量を加えて、チンした残りご飯を混ぜて、おにぎりに。
九条ねぎおいるでフライパンで焼く!
なかなかおいしくできました。
その他、洋食にも合います。甘とうおいるはオリーブオイルの活用をイメージするとレシピの幅が広がりますよ。
甘とうおいるでペペロンチーノ。
アヒージョ。
スペイン料理ですが、私のアヒージョは簡単。甘とうおいるににんにくを加え、魚介類(えび、あさり、たこなど)、野菜(湯がいたブロッコリー、じゃがいも、アスパラ、きのこなど)お好きな具材を加えるだけ。
娘がウインナーが好きなのでウインナーもいれます。飛び跳ね注意です。
たこやき機を使ってアヒージョパーティもおすすめです。
和風にも洋風にも、お一人様もファミリー、家庭でもパーティでも楽しめる「京都やさいおいる」です。
是非皆様も試してみてくださいね。
もっと知りたい「京都やさいおいる」
おいるにどれくらいの九条ねぎや万願寺とうがらしが使われていて、油へも注目が高まっているので米油へのこだわりなど、
もっともっとこだわりや思いなど知りたいことがでてきました。
改めて取材したいと思いますが今回は、味や活用方法についての記事を書かせていただきました。