着物って面倒。。。動きにくいし、、
日本人らしさ、女性らしさの象徴、着物。日本文化の伝承にどんどん着物を着ましょう!なんて言われるとそうだそうだ!と思うのですがいざ着るとなると必要な小物はどれとどれだっけ、着付けお願いしなくっちゃ(結構いいお値段)
うっ、苦しい!今日はあんまり食べられない!
早く脱いで開放されたい!
汗かいちゃったけど、クリーニング代もバカにならない・・・
等々の面倒を考えますとなかなかさあ着ようってことにはならなくて。
着物をサッと着こなしてられる女性を羨望と尊敬の眼差しで見ていました。
概念を覆す、丹後小町踊り子隊のダイナミックな踊り
そんな私が8月1日与謝野町リフレかやの里で開催されました京都ちーびず応援カフェに参加しまして、そこで着物を着て激しくも華麗に踊りまくる「丹後小町踊り子隊」を見てビックリいたしました!
これまで着物での踊りといえば日本舞踊、すり足で舞うイメージでしたがはるかに激しい動きで普通の運動用の服で踊ってられるかのようでした。
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こんな着物ならどんどん着たい!扱いやすさを追求した現在の着物
丹後小町踊り子隊の方々が着ていらっしゃったのは、「dricco(ドリッコ)」という3部式の着物で
NPO法人京小町踊り子隊で開発された、オリジナル着物です。
NPO法人京小町踊り子隊は、京都市を拠点に「新しい京のまちおこし、人おこし、着物おこし」をテーマに掲げ、
着付けを学ばなくても慣れれば5分で着られる、体をしめつけない、動きやすく踊っても着崩れしない、和装小物の必要もなく、誰でも気軽に着ることができる着物を制作されています。
「dricco」=踊り子という意味で、商標登録もされたブランド名です。
ちりめんの里丹後も、ぜひdricco着物でアピールしたいと、丹後の若い女性たちが数年前に立ち上げたのが丹後小町踊り子隊で、京小町踊り子隊の妹分とのことです。
早速、私も応援カフェに一緒に参加した娘とともに、試着させていただきました。
服の上から着せていただいたのですが、全然締め付け感なく、その後1時間以上着たままでしたがしんどくないんです。着物を着ると、早く脱ぎたい、圧迫されるという娘も平気なようです。
その上、家で洗濯機で洗える、お値段聞くと3万~
となると、着たい!欲しい!と素直に思ってしまいました。
踊ることでdricco着物をアピール 魅せるプロモーション
京小町踊り子隊代表の岩崎裕美さんは、
「楽しく踊りながらdricco着物のアピールをしています。時代と共に見る人の感性が変わります。最後まで飽きずにみてもらうため、小道具をいろいろ使って工夫してます。若い人が元気よく踊ることで人目を引くことができます。踊り子隊は普段は普通の仕事をしながら一生懸命踊りの練習をしてるやる気満々メンバーです。」
dricco着物自体の魅力もさることながら、そのアピール方法として若い女性に元気いっぱいに踊ってもらうというプロモーションの素晴らしさ!
娘も、踊りがかっこいいと目を見はってました。
そこには、帯は長く垂れ下がった方が見た目はキレイ、だけれどもターンの時に帯が長すぎると遠心力で倒れる、長く見えて倒れない帯の長さの研究など、地道な努力の積み重ねで培われた魅せるための工夫があります。
京小町踊り子隊は、京都市のまちなか、中京区新京極に「driccoサロン」を開設し、dricco着物のレンタル、販売もされていますので、ぜひ一度、dricco着物体験をしてみてください!
私も一着買っちゃおと思っています。着物を着て音楽会行ったり、女子会行ったり。
まわりの反応が楽しみです!