こんにちは!ちーびず推進員の井上です。
デザイナーなんていう職業のせいで、コーヒーはお友達です。めっちゃ飲みます。
何となく疲労回復にも良い気がするし、深夜の眠気対策にもコーヒーを飲みます。理由はすべて何となくです。
ですが、、、過剰な摂取が身体にもたらすデメリットをはっきり突きつけられると少し怖くなりませんか?このデメリットは何となく知っていても、詳しくはあまり知られていません。いや、僕にとっては、こればっかりは知らぬが仏な気がするが。。
そんなこんなで、今回は僕と同じく、コーヒーがお友達だった人が「ノンカフェイン」の「黒豆珈琲」を開発した「Beens Goody」お話です!
店に入る前から伝わる黒豆愛
今回お邪魔したのは、京都市北区の「Beans Goody」さん。
金閣寺の近くですが、西大路から一本入っただけで観光客の方がほとんどいない落ち着いた住宅地です。
「黒豆珈琲」の看板、色、店名、カフェに入る前からひしひしと伝わってくる。。。黒豆への愛。。
店に入ると、漂う黒豆珈琲独特の香ばしい香り。店内の雰囲気も天窓から光が入る、町家独特の爽やかさがあります。結構これだけでくせになる感じです。インタビューの前にピタパンランチをいただきましたが、それぞれの食材に黒豆が入っていたり、、、いい感じにこだわりが強いですね!
ノンカフェインの黒豆珈琲
さて、店主の田中さんは元々珈琲の愛飲者でした。カフェイン依存症と言っても過言でないほどの量を1日に摂取し、具体的には「常に飲んでいる感じだった」そうです。そのせいか「体のすべてがおかしかった」と言います。
そこで、退職を機に一念発起し、カフェインのない飲み物を開発しようと思い立ったという訳です。
一からの開発となった為になかなかご苦労されたとのことで、簡単に黒豆に至った訳ではなく、タンポポなど、今聞くと「それは難しいでしょう。」というものまで手を出し、試行錯誤の上に黒豆にたどり着いたそうです。
この黒豆珈琲、インパクトではコーヒーの方が強いかもしれないのですが、黒豆独特の甘さを感じることができて何とも美味しいです。
ノンカフェインと言われてみればそんな気もする。でも多分普通には気づかないレベルです。実は苦味なんかも焙煎具合などで調整できるそうで、好みに合わせて提供が可能なそうな。
僕個人の感想ですが、一番の特徴は後味の良さかなぁと。珈琲に無い爽やかさを好きになる人、多いんじゃ無いですかねぇ。思い出すと飲みたくなる感じというか、、、
黒豆愛が丹波愛へ
豆は開発当初は北海道産のものを使っていたのですが、初めて丹波産黒豆を使って珈琲を作った時に、「(いい意味で)全く味が違うと気づいた」のだそうで、現在では使用する全てを丹波から仕入れているそうです。丹波産黒豆というとどうしても高価なイメージがありますが、「形の悪いものとか、少し傷がついただけのものとか、珈琲にするといくらでも使える」ものを農家産から直に仕入れて金額を抑えているのだとか。
そうやって丹波と京都を行き来しているうちに、「丹波や京都府内の地方には良いものがたくさんある」ことに気づいた田中さん。
「Beans Goody」では丹波の野菜なんかも取り扱って、地方と都市の交流に一役買っておられます。京都市内の貴重なちーびず拠点としても今後活動していただきたいと思っています!
そんな「Beans Goody」、そして田中さんの当面の目標は黒豆珈琲の知名度を上げること。
ノンカフェインの黒豆珈琲は妊婦さんや珈琲が苦手な方にもぴったり。焙煎後の豆の販売もしておられますよ!まぁ、理屈はともかく美味しいから一度飲んでみてほしいです!
もう少し中心部でも飲めるようになるといいなぁ、、、
終わりに
取材に行くまで何故か黒豆珈琲がコーヒーの一種と思っていて、
全く違う飲み物と気づいたのがインタビュー中だったということはしばらく内緒にしておきたいと思います。
井上がお送りしました!
Beens Goody
〒603-8373 京都府京都市北区衣笠北高橋町9−1
http://beans-goody.com