多くの人が参加する
京都発のエネルギー循環システム!
使用済み天ぷら油をバイオディーゼル燃料に。

 家庭の台所から出た使用済みのてんぷら油、つまり、家庭廃食用油を回収し、それをバイオディーゼル燃料に変えて販売。その燃料で農業機械や漁船を動かして、丹後のおいしい食材や特産品をつくって販売すれば地域が元気になる、というのがちーびず地域循環です。

 京都から生まれたこのシステムの成功の秘訣は、住民主導の地域コミュニティによる回収ネットワークで、多くの人が参加でき地球環境に対する意識をみんなで高められるからです。

 NPO法人の理事長は、ちーびず推進員の蒲田さん。
「はじまりは、自分たちのふるさと、丹後。その環境を守りたい」との思いから2001年に活動を開始。

 「んなもんで車が走るか」「それを集めたら金儲けになるんか」と言われつつも地道に説明に回り続け、地域のNPO等に「回収ステーション」を依頼。団体には環境系の補助金活用も助言しつつ、今や丹後から南丹、京都府の中北部にかけての大きなネットワークができています。

 住民や団体の他、農業者や飲食店、事業所、道の駅等も協力者で、ゴミ収集車、コミュニティバス、高齢者施設への送迎バス、学校給食給配送用トラックなど、バイオディーゼル燃料100%の車が走る北部市町もあります。

 加工品や特産品づくりでは障害を持った人たちの仕事づくりにもつなが
っていて、「人のつながり」と「ビジネス的手法」を取り入れた継続システムが、あらゆる分野のちーびず創出のアドバイスにもなっています。

 「環境って成果が出にくいんですよ~」と言いつつ、地道な努力が地域住民の意識を変えているのは間違いなさそうです。

 

井上 淳
住民主導で生まれたシステムというのがすごいですね
ちーびず推進員 井上 淳

関連ちーびずさん

chii-information
〒6292262 京都府与謝郡与謝野町岩滝1789-1
TEL:0772-46-9044
蒲田 充弘
蒲田 充弘