京都綾部発「住」の循環。
「田舎に暮らす」お手伝い、
コミュニティづくりを支援する不動産屋さん
原田直紀さんさん
田舎生活
原田直紀さん

 Iターン定住実績、全国第3位の綾部市で、「田舎に住む」とか「自然と暮らす」ことの体験を通じて、田舎のコミュニティづくりや地域づくりに取り組まれているJR綾部駅前の不動産屋さん、原田商店の原田社長にお話をお伺いしました。

 「建物自体に価値があったり、この駅前や過疎集落のように、地域づくり的に残したい建物もあります。建物の売買や賃貸をするだけではなく、必要な場合には雇用を生む事業をしたり、地域とのコミュニティを応援して、建物を残し地域の人材を育成するお手伝いをしています。綾部に住み続けてもらいたいですね」

 不動産ビジネスとしては、物件を売買するため、少し建物に手を入れたり更地にするところを、原田さんは地域にとって必要と思う建物は自ら所有して運営されています。インタビューさせてもらった駅前の「カフェ・ノリ」もその一つ。

 「元京都製菓技術専門学校講師、パティシエ歴30年の宮杉典明シェフがプロデュースしたスイーツが人気です。昼はコミュニティカフェ、夜はバル。地元の人たちが集いビジネス的にも営業が継続すれば賑わいにもつながります」

 他にも、空き家をリフォームしたり、仕事探しなど、移住者の不安や悩みごとについても、地域や行政とタイアップしながら心強いサポートをされています。

 「いろんな可能性を探りつつ、次の世代にちゃんとバトンを渡す役割を果たさなければなりません。そのために『まちに必要な不動産屋さん』として貢献していきたいですね」

 人口減少で空き家が増えるなか、少しリフォームすることで建物に新たな顔ができ、地域の中でしっかりとした存在感あるものとして生まれ変わり、それが新たな人を呼び込むという「住」の循環が少しずつ綾部に根付いています。

 

仲井玲子
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ちーびず推進員 仲井玲子

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原田直紀
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