もっと日本の木を使うために。
木質エネルギー普及の11年
京都寺町のペレット町家ヒノコ

「もっと日本の木を使えばいいのに」

 海外で熱帯林を守る活動をしていた松田さんは、知らないうちに東南アジアの木が便利使いされている現状を見て、もっと日本の森林を活用すべきでは、と共同創業者の成田さんと株式会社Hibanaを京都市で立ち上げたのが11年前。

 「まちなかで、大きな市場に向かって発信することに意味があると思って」と、現在は京都のまちなか、市役所そばの寺町通りに面した「京都ペレット町家ヒノコ」で木質燃料を使う、木と火のある暮らしスタイルを提案されています。

 薪から始めて徐々に他の木質燃料に移行。
京都市がペレット利用促進を打ち出すと、当時、京都市内唯一のペレット販売店だったため、京都市とタイアップ。市場も広がり、現在京都で20社以上がペレットを販売。

 「かなり広がって来たけれども、まだまだです。先進国の中で日本だけが木のエネルギーの普及が低い。それはなぜか。石油ストーブが便利で安いからです。たまに、全てが木のエネルギーに変わると禿山になるんじゃないかと言われますが、日本人全体が燃料として使ってもそんな風にはならないですよ」

 「森林資源は再生します。燃やしても数パーセントは灰になって自然に戻り、灰を畑にまけば、安心に作物を食べられます。最近頻発する洪水も要因の一つに森が荒れていることがあります。生きた循環をもっともっと作り出したいですね」

 木や炭に関する製品を販売するヒノコでは、第2土曜日に「ヒノコ市」を開催。自分のできる範囲で循環型社会を目指す人たちが、野菜を売ったり交流カフェに集います。

 人を育て、輪を作り、それを継続する。京町家や京都そのものも、住む人たちそれぞれの努力で、さらにまた、次へとつながっていきます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

井上 淳
木質バイオマス関連の商品色々販売中! 第2土曜日はマルシェ「ヒノコ市」も開催!
ちーびず推進員 井上 淳

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松田直子
松田直子