海の京都
ふるさとの美しい海とともに
ずーっと暮らし続けたい
蒲田充弘さん
NPO法人 「丹後の自然を守る会」理事長
京都ちーびず推進員
蒲田充弘

—天橋立で有名な宮津市・与謝野町。この天橋立で区切られた内海を阿蘇海と言います。この阿蘇海に近年牡蠣が異常繁殖し、堆積した殻で島ができたようになってしまったのです。この牡蠣殻の回収作業を地域や地域外の人たちと行っているのが、NP0法人丹後の自然を守る会で、理事長の蒲田さんはちーびず推進員です。

この牡蠣は何故こんなに異常繁殖を?

—実はこの牡蠣は、戦後の栄養不足を補うものとして養殖が始まったものなのです。けど、広島の牡蠣が広まってきたり、産業の中心が丹後ちりめんを中心とする和装産業に移ったりで徐々に養殖産業が収束していったんです。

 ところがその後、牡蠣の繁殖力の強さと海の富栄養化が進んだことで異常繁殖が進んでしまい、牡蠣殻が無数に積み重なった牡蠣塚みたいなものができたり、海の流れ自体を変えてしまいました。

 だから、まずはボランティアで牡蠣を撤去する活動をしているんですが、地元の人達だけでは人手が足りないので、全国の学生ボランティアの人達にもたくさん来ていただいています。

牡蠣はどこに捨てるのですか?

—捨てる場所も問題なのです。焼却処分は費用がかかるので、ボランティアでは無理。なので地元の農場に肥料として撒いてもらっています。実は牡蠣殻は、ワインに使用するブドウ畑や桑畑など農場に撒くだけで天然の肥料となるので、地元の農業従事者の方には喜んで持って帰っていただいています。

 地元の海の忘れられた資源を、食べるだけではなく、山や森で活かすことで循環型の社会を作っていけると考えています。

 会では空き缶やペットボトル、その他丹後の海に漂着するゴミの清掃をコーディネートしています。ちーびず推進員になってからは、他地域からのボランティアには、実費負担で丹後特産「ばら寿司」昼食とともに、地元の方々との交流会をしています。「また来てね」「また来るよ」・・・人と人、人と自然、いろんなつながりこそ宝物です。

 

関連ちーたび・イベント

  • あっちこっち京都

楽しい海の清掃(流木拾いなど)+シーカヤック体験ちーたび

ちょっと海のお掃除とちょっとシーカヤック。単語をもっと深く知りたい方、丹後の自然、地元の方々と触れ合いたい方、是非お越しください。

4,000円(昼食代込)
受付・主催:NPO法人 丹後の自然を守る会
090-3708-7534
受付:京都ちーびず推進員 蒲田充弘
  • 集合:
    京都丹後鉄道「久美浜駅」
  • 内容:
    ちょっと海の清掃+ちょっとシーカヤック、お弁当昼食&交流会・流木オブジェ作り
  • 時間:
    6時間程度(例: 10:30 〜 16:30)
  • 人数:
    4人〜10人程度人
  • 日程:
    6月〜10月頃
    お申し込みを受けてから日程を調整します。「お名前、ご住所、ご連絡先、参加人数、希望日」を一週間前までに電話でご連絡ください