京都には、豊かな時間のそばに
普段使いの
お茶(常(つね)のお茶)がある
山本達也さんさん
京都ちーびずアドバイザー
京都市、山本園茶舗
山本達也さん

—「普段使い」「お茶」をテーマに冊子を作成するにあたり、京都ちーびずアドバイザーで、「京都の茶色いお茶文化」に着目されている、まちの茶舗さんにお茶のある暮らしと現状について想いをお伺いしてきました。

常のお茶の感じをやってみて。

—原料としてのお茶は情報として全国的にも行き届いているし、いろんなところで目にします。

 でも、京都の近隣の方でもそうですけれども、30代以下の方にお茶を飲む機会をどれだけ習慣化させていますかっていう質問をすると、そこはそうではない。

 とは言っても、昔のように日常のようにお茶がある状態っていうのはどう逆立ちしたって戻って来ないですよ。

 ただ、昔こういう習慣があったよね、っていうのは今がギリギリ記憶があるタイミング。今のうちに、京都の身の回りにあった常のお茶の感じっていうのを年に2・3回でも再現してみるっていうのはどうかなぁと。

常のお茶文化の豊かさ

—というのも、「お茶しよ」っていう言葉一つ取っても、田舎の方に行くと、柴漬け食べながら縁側でほうじ茶を飲む、とかね。生活の中に合間合間にあるお茶の時間のパターンって、掘り起こせばもっと豊かなものがいっぱいあるんじゃないかなって。

  それに、京都独特の文化も残していきたい。例えば京番茶って他でみぃひんので、最も京都らしいお茶やなと思ってるんです。すごいスモーキーフレーバーやし、慣れんと飲めへんでしょ?それに、東でお番茶っていうとお煎茶の安いお茶っていうイメージなんですよね。京都で番茶っていうと全く違うものでしょ?なので、全国で流通セェヘンのですよ。

 僕らの記憶でいうと、このスモーキーフレーバーとかが、普段接していた京都独特の豊かな文化として記憶にある。まぁそんなんで、そんな記憶のあるうちに、暮らしの常のお茶を振り返ってみるのもええんちゃうかなと思うわけです。

関連ちーびずさん

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山本 達也
山本 達也