日常に国産のシルクパワーを!「桑の木オーナーズ・ネット」亀岡市から養蚕の復活を

え!絹でコーヒー? これシルク100%ですか?

「一度試しに、最初の蒸らし。次は淹れたてを飲んで比べてみて」と服部さん。

「え!こんなに違うんですか?」

 コーヒーはそのままのコーヒーの味。いつもコーヒーはカフェオレですが、絹を通すとやさしい味に。

「あらっ、これならブラックでいけます!」

 陶器のオリジナルドリッパーにも秘密があって、これでさらに美味しくなるとか。「淹れる技術もある気がしますけど」と尋ねると、「そんなことないよ~。普通の安い豆でも全然違うから。絹は静菌作用もあるし、洗って何度も使えるので経済的にもお得ですよ」とのこと。

シルクをデイリーに

 蚕が自らの命を守るために作った繭、それは絹糸。丈夫で、UVカット、保温性、保湿性。どれもが蚕自身が生きるために繭に与えた性質です。指先ほどのひとつの小さな繭から生まれる1,000mもの、自然界でただ一つの長繊維である絹。オーガニックシルクパワーの魅力。なんだか、思い浮かべるだけで現代の痛めつけられた肌が喜びそうです。

 「織道楽 塩野屋」は、純国産オーガニックシルクの良さを感じてもらいたいとのコンセプトで、日常遣いできる商品を独自開発して販売されています。

 首の冷えを防ぐ「ネックウォーマー」、足元の冷え対策に「5本指靴下」、指が自由になるからうれしく、スマホにも便利な「アームウォーマー」、繭がならんだような「マフラー」はちーびずカタログの表紙にも、使わせていただきました。(№3、生活サービス・暮らしを楽しむの号 参照)

 

服部家の初代は、 甲賀の「忍者」?

 ご先祖は「忍者の里」滋賀県甲賀・塩野村の出身で、世を忍ぶ仮の姿として、お薬を扱っていたとか。2代目が京都西陣で絹屋を始められて、ご主人が14代目の織元。先代のお父様は歌手志望で、危機感をいだいたお爺様に「織屋」になるべく育てられたとのこと。

国産にこだわる商品、そして、生産も。

 「なぜ、日本で絹を生業にしていながら国産の絹を扱わないのか、誰もやらないなら自分が売る!」と、東北から北関東など国産シルクを求める旅。そして、亀岡へ移住。直接肌に触れる「着るもの」が国産でこそ、健康・文化・自然環境保全にも意義があるとして、「桑の木オーナーズ・ネット」を立ち上げ、仲間を増やして養蚕を支援する取り組みもされています。普段使いの国産シルク商品で、絹が持つパワーをぜひ実感してみてください。

 

 

竹嶋貴代美
旧地名に『桑』が付くこの地域。桑栽培が復活のきざしです。
ちーびず推進員 竹嶋貴代美

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服部 芳和
服部 芳和