亀岡市神前(こうざき)地区で薬草と健康づくり 薬膳レストラン、薬草庭園、チョロギ館で住人活躍

プロはいないけど、 薬草と健康をテーマに地域住人たちが おもてなし

 2018年5月にオープンした「おうち薬膳忘れな」。亀岡市神前(こうざき)地区の住人が運営する薬膳レストラン。「土日と平日の客数は変わらず、3分の2が女性で、季節の薬膳がダントツ人気。50歳以上の方が多く、亀岡市内や京都市、大阪からも来られてありがたい」と運営母体NPO法人チョロギ村の森代表。料理のプロもホールのプロもおらず、スタッフは住人中心。「高齢スタッフには個別に可能な勤務時間帯を決めます。十分な報酬ではないですが、当番日には住人ならではのおもてなしを工夫したり楽しそうです。チョロギ村活動の目的は住人の心豊かな暮らし。そんな生き方に共鳴した若者が住みたくなる地域を目指したいですね。」 

 

ショップでは、 特産チョロギ製品や地元新鮮野菜を販売

 約150軒の神前地区。高齢化率の高さに危機感を抱いた森代表は、約10年前リタイアを契機に、住人が生き生きと暮らせる場づくりとして、仕事で培った経験を活かしチョロギを中心とした薬草の栽培と加工品づくり活動を開始。チョロギのお漬け物、チョロギ飴、チョロギあられ、チョロギ酒、薬草入り健寿茶など地元の商工業者と共同開発した製品は、地域の新鮮野菜とともにチョロギ館ショップに並びます。セルフカフェコーナーは、地元学生らの勉強や遊びの場として若者も重宝しているとか。 

 

 

リタイア後こそ 人生で最も輝く時期

 「現役の頃には見えなかったことや、社会貢献・地域奉仕への欲が生まれ、それを発揮できることが生きがいにつながると実感しています。空き家も増える一方の神前地区ですが、一緒にチョロギ栽培をしたいと言ってくれるIターンの若者も出てきました。今後、不動産業者などともタイアップして新しい仕組みも考えたいですね」とますます意欲的な森代表からは、冬の薬膳御膳の「薬膳鍋」をしっかりおススメいただきました。

 

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chii-information
京都府亀岡市宮前町神前長野15(亀岡市交流会館内)森のステーションかめおか
TEL:0771-56-8807
営業時間10:00〜16:00ランチ11:00〜14:00
定休日: 月曜日 火曜日 水曜日
森隆治
森隆治