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大人気! 地域運営の薬膳レストラン「おうち薬膳 忘れな」~京都亀岡・NPO法人チョロギ村
この記事に登場するちーびずさん
森隆治さん(NPO法人チョロギ村)
森隆治さん(NPO法人チョロギ村)NPO法人チョロギ村代表 元製薬会社勤務という経験を生かして、地元亀岡市神前(こうざき)地区で、健康長寿な地域づくりに取り組んでおられます。
森美春さん(NPO法人チョロギ村)
森美春さん(NPO法人チョロギ村)薬膳マイスターで森代表の奥様。元看護師、国際薬膳食育師。病気になりにくい体を作ることが重要と提案。薬膳レストランメニューにもその知恵が活かされます。

「薬草で健康長寿な村づくり」を発信

チョロギや金時生姜の栽培、料理教室、ワークショップや各種体験会など、着実に活動の幅を広げられてきたNPO法人チョロギ村。運営母体となるのは、亀岡市神前(こうざき)地区。以前にも「ちーびず推進員活動ブログ」で紹介しています。

満を持して、2018年5月、薬膳レストランがオープンしました。その名も「おうち薬膳 忘れな」。京都縦貫道千代川インターから5分ほど。「森のステーションかめおか」にそれはあります。

1階はこの土地の隠れた名産「砥石」の展示体験施設。2階がNPO運営のチョロギ館でレストランとショップです。

道路から少し坂を上る・・・こんな素敵なところがあったのか・・それもそのはず、ここは元大学の建物を活用したもので、複合的な施設を目指されているところです。

地域NPO運営の薬膳レストラン「おうち薬膳 忘れな」

リタイア後、過疎化する地域を、住民たち自身の力で活性化させたいと奮闘されているNPO代表の森隆治さんと、美春さんご夫妻。

森美春さんは、元看護師で国際薬膳食育師。病気になってからの治療ではなく、病気にならないための予防こそ重要と、各地で料理教室の講師を務められる薬膳のスペシャリスト。

レストランやショップでは、そんな知識やパワーが十分に生かされ、地域の方々中心に、元気に運営されています。

こちらは厨房の司令塔  笠井シェフ

レストラン内には、大きく「薬膳とは!?」が貼り付けられていて。

なんといっても、四季折々に変わる「薬膳メニュー」! もちろん解説付きです。

お料理と文字を、行きつ戻りつ。あ~季節がめぐったらまた来なくては!

食べ進めるうちに、なんだか体がぽかぽか・・・。お料理のおかげ?「冷え」は万病の元だそうですよ。

この日いただいたのは秋のメニュー。ご飯には金時生姜と、秋の京丹波の黒豆。そしてチョロギ。認知症予防効果が注目され、スポットを浴びています。

金時生姜のパワーは通常の生姜の3倍とか・・・。辛味も強いと聞いていましたが大丈夫、おいしい!

こちらもおススメ。美山牛乳とコラボしたチョロギジェラート。

本家の美山地域でも、美山牛乳ジェラートは人気ですが、チョロギが入ると少し濃厚になったような・・・。現時点、このジェラートはここ「おうち薬膳忘れな」限定です。

美山に暮らす私としては・・・子供を嫁がせた気分。

住人スタッフが楽しんで運営

気がつくと、食べ始めた時とお客様の顔ぶれが変わってて、ちょっとびっくり。そう、お客さんが回転してたんですね。と言うことで、大人気のため、予約がベストです。

一緒に秋の薬膳を堪能してくださった森代表。「土日より平日が多く3分の2が女性。季節の薬膳がダントツ人気です。50歳以上の方が多く、亀岡市内や京都市、大阪からも来られています。また地元の方々は、お友達や来客などのおもてなしに利用されることが多いですね。ありがたいです」と。

地域運営の状況は、「チョロギ村の活動は、住民自身が心豊かな暮らしを目指します。料理のプロもホール係のプロもいません。特に高齢の住人スタッフには、個別に勤務が可能な時間帯を調整して、誰でも希望すれば働けるカタチを作っています。1日6人のスタッフ体制。決して十分な報酬ではないですが、当番の日には、住人スタッフらが『こうすれば素敵かナ』といろいろ工夫したりして、『地域で運営すること』を楽しんでくれてます。」と森さん。

地元の方々の生きがいにもなっているのでしょう。流れるようなマニュアル言葉ではなく、笑顔と気づかいをのせてかけていただく言葉の温かさ。これもぽかぽか要因かな~。

チョロギ製品を販売する「ショップ忘れな」

レストラン横のショップには、NPO法人チョロギ村で製品開発された、チョロギ製品が並びます。

「チョロギ飴」はチョロギパウダー入り。『あめちゃん』は定番人気。関西のおばちゃんの必需品ですから!

「チョロギあられ」ちょっと軽い塩味が効いていて、止まらない美味しさ! 

甘酒はちまたで大人気ですが、「甘酒 忘れな」はチョロギエキス入り。朝に薄めて飲むのが、私のオススメ。すりおろしたしょうがを入れれば味もビリっ。体もシャキッ。

「チョロギ酒」もあります。これは薬用酒感覚ですね。

 

そして、レストランメニューにもある美山牛乳コラボの「チョロギジェラート」。これならお持ち帰りもOK。

そして「忘れな漬」。シンプルな梅酢漬け、レストランでも提供されているので食事後に買って帰られる方も多くて人気です。各地のちーびずマルシェでも、「チョロギのカタチがわかる製品」としてリクエストが多い製品でもあります。そのほか、地域の手づくり品や各地のちーびず製品も一部販売されています。

宿題も出来る、カフェスペース

元大学施設ともなると、スペースはたっぷり活用できます。

亀岡の中心部からは少し離れた神前地区には、チェーン展開のコーヒーショップもないことから、「誰でも気軽に来れて、ゆっくりできるようにと、カフェスペースを作りました。コーヒーはセルフのインスタントで130円。地元の子どもたちがおしゃべりや宿題をしたりして、なかなか良いスペースになったなぁと思っているんですよ」と。

森の京都エリアの「森のステーション」内にあるチョロギ館。陳列棚、椅子、机もウッディ。高齢者にも大人にも子どもたちにも、とても癒やされるスペースです。

ぜひ、春の薬草園に来て欲しい

外へ出るとデッキ伝いに薬草園。いろんな薬草がずら~っと。

チョロギをはじめ、薬草たちが、春を待っています。ぜひベストシーズンに来て欲しい!

 

ところで、

森さんお勧めの金時生姜の保存レシピ、甘酢漬け。チャレンジしました。

左が普通に見かける生姜。右が金時生姜。

一かけがこんなに小粒なのにパワーたっぷり。きれいな薄ピンクに染まって、冬に重宝しています。

そして「春の薬膳」が待ち遠しい今日この頃です。

この記事のちーびず団体

chii-information
京都府亀岡市宮前町神前長野15(亀岡市交流会館内)森のステーションかめおか
TEL:0771-56-8807
営業時間10:00〜16:00ランチ11:00〜14:00
定休日: 月曜日 火曜日 水曜日
森隆治
森隆治

ちーびず推進員メモ

京都府では、地域の課題解決・元気づくりを自立・継続して取り組む【ちーびず】を推進しています。
10名の京都ちーびず推進員が京都府と協働しき、それぞれの得意分野を生かして支援や広報をしています。
お気軽に京都府地域力ビジネス課(ソーシャル・ビジネスセンター)へお問い合わせください。TEL:075-414-4865
竹嶋貴代美
by
亀岡に生まれ育ち、美山に嫁いで三十余年。家業(電気・水道工事店)の傍ら、婦人会・PTA・自治会・商工会女性部などで地域活動に参画。現在は『老活サポート』もおこなっています。 『森の京都』地域を中心にちーびず活動をお手伝いします。
(有)竹島電機ホームページ:http://www.athome-nantan.com/