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2018年12月20日 | 未分類
亀岡市畑野、猫のいるカフェ「ガーデンモリス」が、地域をつなぐ
この記事に登場するちーびずさん
阪本 初恵さん(Garden Morris( ガーデンモリス))
阪本 初恵さん(Garden Morris( ガーデンモリス))近くの小学校は40人ほどの生徒数。近くの飲食店も閉店する中、「この場所が私に与えられた場所だから。」と大好きな畑野でコミュニティカフェをオープン。猫と共に、人とのつながりづくりや地域活性化に取り組まれています。

丘のてっぺんには、「Garden Morris(ガーデンモリス)」

「えぇ~~、こんな急な階段の上にカフェ?」絶対45度、いえ80度はある!と思われる傾斜の壁にある15段ほどの急な階段。そこにはなぜか、イギリス国旗。階段を上り、ガーデンテラスから部屋の中へ入ると、英国風の空間が広がります。

  

「ここが、この山で最後のお家」と阪本初恵さん。霧の亀岡、と思っていましたが、山の上だからでしょうか、訪れた日は空気が軽く、見晴らしも抜群。でもなぜか山上の方へ1本道。横のお宅は更地のまま。不思議に思って伺うと、亀岡市畑野町のバブル開発後にできた新興住宅地の切り開いた山の一番てっぺん。これは開発途中で打ち切りになったためだとか。

 

畑野地区が大好き。みなさんにも来て欲しい!

「車は必需品です。子供を連れて保育施設のある隣町の園部自動車学校までバスで通ったんですよ。一日がかりでした」と阪本さん。なんと不便な、と思いきや、阪本さんはここが大のお気に入り「亀岡市街に買い物やらで出かけても、帰ってくるとホッとします。自然に囲まれたこの住環境、ほんとに癒されるんですよ」

そしてそのバスで同じく自動車免許取得に通っていた縁で隣人から、「この家を地域のために使ってくれないか」と託されました。3人の子育てを終えて「これからは、好きなものに囲まれて暮らしたい。」と思った阪本さんは、この建物を借り受け2018年5月にカフェをオープン。「子育てに悩むママたちや、地域のアクティブ高齢者たちが集い、元気になるカフェを友達にも手伝ってもらいながらやっていこう」と。

大好きなウイリアム・モリスの「モリス」をカフェの名前に。

自然をモチーフにした壁紙にテーブルクロス。家具は格安やインターネットのサイトを通じて譲っていただいたものに手を加えてリメイク。マントルピースも阪本さん自ら手作業でコツコツとDIY。地域の方からは「そのうち工務店してそう!」と言われるほど、ちょっと満足な仕上がりになりました。

お部屋も自然素材でいろどりを添えて

テーブルには、なんだか不思議な果物が。。。

「うちで採れたから」と、地域のおじいさまからおすそ分けにいただいたジャンボサイズの柚子。レモンも枝付き。これもうちで採れたんですって。今月はクリスマス、ということでちっちゃなサンタさんを添えて。

リースにフラワーアレンジメントも、クリスマスツリーも自分たちで飾り付け。 

 

ティータイムもいいけどランチも食べたい

「料理も大好き!」と予約制のランチも手づくりで。地元亀岡のお野菜を使ったランチは予約制。ボリューム感あふれるランチのあとは、珈琲や紅茶片手にゆっくりしたひと時を過ごせます。

 

もちろん、「ちょっとお茶しにいこうよ!」と、気が向いた時間に立ち寄ってもOK。手づくりデザートもあります。寒くなってきたので、冬限定の柚子茶であたたまりにきてください。

 

実は最初は犬派だったんです

「猫が大好き!」という阪本さん。最初は子どもが「猫を飼いたい!」とお願いしても、「絶対にダメ!」というくらい大嫌いだったそうです。ある日、友人が保護猫を飼うことになり、その猫がとってもかわいかったことがきっかけで、「大好き!」に一変したそうです。犬と猫と両方飼っていた時もありますが、今は猫だけ。

いわゆる猫カフェではないけど、猫と遊べます

自宅で飼っている猫たちを、連れてきています。カフェ部分と猫の部屋は仕切ってあるので、触れたい人が猫の部屋に行くカタチ。カフェからも元気に遊ぶ姿が見てもらえますよ。

このカフェには今は4匹くらいが常勤しています。

お客さんは、猫好きが多いです。猫に会いにきたり、猫と遊びにきたり、中には猫を飼いたい方がちょっと猫と触れ合いに、と訪れるそうです。主に亀岡市内の30~40代のご夫婦が車で来られるそうですが、中には大阪や奈良からの方も。

 

恐るべし!「みどり会」

「この看板も、駐車場の砂利敷きも、『みどり会』が作ってくれたんです!」と嬉しそう。

 

「みどり会」は、畑野地域のおじいさまたちのグループ。一線を離れたもののキャリアを活かして、大工仕事や土型作業などを手伝ってくださいます。

暮らしの中で「ちょっとこうした方がいいよ」ということを提案。率先して実行してくださるそうです。この駐車場は、元々更地で、地域の拠点施設の駐車場に使いたいと大阪に居住されている地主さんに問い合わせると、当面は計画がないから使っていいよと快諾。とは言え駐車場として利用するには少々不便でした。そんなとき「みどり会」登場。「ブルーシートを置いてから砂利を入れたら、原状回復にもええで!」と提案し、そして施工まで完璧に仕上げてくれたそうです。人がつながるって、素晴らしいですね!

 

地域の仕事づくりを目指して

ここ、畑野も夏から秋にかけての台風で、停電や土砂崩れなどの災害にあいました。業者も多忙で、まだブルーシートがかかる家もあります。

阪本さんお気に入りの、住み心地の良い自然環境ではあるものの、山里。自然災害やそれによる地域の孤立化も十分あり得ます。そこで、自分たちで賄う力、地域の仕事づくりを考えてみようと動き出しました。第一歩としてガーデンモリスで「防災カフェ」を開催予定です。

こういう動きも、コミュニティカフェがオープンしたからこそ。地域の方々の居場所や拠点として、更につながり、暮らしの中のちょっとしたお手伝いから、地域の仕事へ。そんな地域力が育っていけるように、ちーびずも応援していきます!

この記事のちーびず団体

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〒6210261 京都府亀岡市畑野町千ヶ畑西山5-66
TEL:0771-20-4994 / 090-1130-5500
FAX:0771-20-4994
営業時間11:00〜17:00
定休日: 月曜日 火曜日 水曜日
阪本 初恵
阪本 初恵

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