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2018年12月13日 | ちーびず ちーびず製品
カリウム・食物繊維・カルシウムたっぷり、無農薬「桑の葉パワー」~京丹後ふるさと農園
この記事に登場するちーびずさん
森 博子さん(京丹後ふるさと農園)
森 博子さん(京丹後ふるさと農園)桑の栽培・加工を通じた地域貢献に勤められています。
谷口 幸宣さん(京丹後ふるさと農園)
谷口 幸宣さん(京丹後ふるさと農園)無農薬栽培の桑の葉で元気づくりの商品開発に取り組まれています。

桑の栽培、製粉加工の京丹後ふるさと農園。桑の葉パウダーはもちろん、マルベリーティー(桑の葉茶)や、京丹後産の米粉と合わせたパスタなど、より簡単に、より美味しく食べられる商品が開発されています。

栄養満点の桑の葉を使って、健康で元気な暮らしを広める事業を展開されている、京丹後ふるさと農園におじゃまして、森社長と谷口さんにお話をお伺いしました。

病気にならないカラダづくり

「桑の栽培を始めたのは平成8年のころ。当時すでに社会保険・国民健康保険の赤字が言われており、健康な生活に不安の影が差していた時代でした。そんな時に大学の先生から『肩こりに効くよ』と桑の葉パウダーをもらったのが始まりでした。1週間ほど飲んでみると、あれっ、体調が良くなったかな、と実感。しかもそれまで飲んだことがある銀杏パウダーなどと比べ、とても飲みやすかったんです」と森社長。お茶よりも美味しいと言う人もいるそうです。

「こんなにカラダに良くて、しかも飲みやすいものなら、私だけじゃなくて少しでもたくさんの人に飲んでもらいたいなと思ったのがきっかけなんです。(保険の心配の)1番の対策は病気にならないことですから」

先生の指導と協力のもと、社長が一人でスタートした桑の葉事業。
収穫した葉は大学の製粉機を借りてパウダーにしていました。最初はどう流通させるかが定まっておらず、お饅頭にして、社長が自ら旅館を回って販売。お饅頭は大好評で人手がどんどん足りなくなる中、谷口さんと出会われました。

その後、大学で処分されることになった高性能製粉機を紆余曲折を経て入手。「寝込まない・ボケない・健康なまちづくり」をモットーに、桑の葉事業が本格的にスタートしました。

 

「桑ふぉーらむ」で人が繋がる

「初めて操作する機械に難儀したこともありましたが、今では地域貢献の一環として毎年『桑ふぉーらむ』を開催し、今年6月で8回を数えました」

桑の葉の天ぷら食べ放題や天ぷらやうどんが食べられます。この季節は桑の実もあります。時期が短い桑の実を食べる機会は、なかなかありませんよね。来年はぜひ参加したいものです。
最初は自分たちだけだったお祭りも、近年デェア地物の方も物販として参加されています。地元の食材を使ったグルメや、新鮮なお野菜が販売されています。

グルメの他にも、ビンゴゲーム、バンド、和太鼓の演奏もあり。今年は落語をやってもらいました。

「落語家さんには、長いことやってますけど外でやるんは初めてだと言われましたね。『集中できるかなあ』なんて仰っていましたけど、それは見事な落語をされましたよ。健康と桑の葉が題材だったんですが、娘たちもものっすごい笑ってました」

桑ふぉーらむでの交流は地元だけではありません。多くの学生ボランティアも参加し若い力を発揮。労働力としてだけでなく地域、産業、人が関わり合い、発展することを目指されています。

「今年の学生ボランティアには、桑ふぉーらむだけでなく、収穫作業もしてもらいました。梅雨の時期は実の収穫、その後に葉を摘みます。この時期人手が必要なので助かっています」

そして地域との交流だけでなく、高性能製粉機が意外な方面にも人と人を繋ぎます。
実はこの機械、国内には5台とないかなり貴重なもの。素材を短時間で乾燥させ、非常に細かく粉砕できます。短時間で乾燥できるので品質の劣化が小さく、またこれだけ細かい粉末に加工できるのは他ではなかなか難しいんですね。
この製粉機を使いたいという企業が、いろんな素材を持って来られるのだそうです。
また、数年前のお米の消費拡大キャンペーンの時には、地元丹後のコシヒカリを米粉に加工し、滋賀県の有名な和菓子屋さんに使ってもらいました。普通の米粉を使うよりも、よく伸びる生地ができたのだとか。カレー粉にも使われます。
できあがった桑の葉パウダーの品質の良さのためか、自社内で加工するだけでなく、製薬会社にも納品されています。

珍しい機械が稼働している例であるため、全国から視察も来られて、実際に導入を決められた際には、稼働記念の場に招待されて沖縄まで行ったことも。

「こうして他の企業と繋がりを持てるのもいいですね」と。

 

桑の葉パウダーを、防災の備蓄品として提案も

実は、東日本大震災の際に、桑の葉パウダースティック1万本を被災地に送られたそうです。と言うのも、被災地は栄養が偏りがち。野菜不足を補うことができ、また血流を良くする効果もある桑の葉なら、エコノミー症候群なども抑えることができるのでは、と考えられてのこと。なるほど!!

スティックならカップ麺に粉末調味料と一緒に入れたり、お茶漬けにふりかけたり。簡単に美味しく栄養を摂れるし、賞味期限が2年あるので、防災の備蓄食品としてもピッタリかも。まさしくちーびずが提唱する「普段使いができる防災グッズ」です。クセがなく味を乱すことがない桑の葉パウダーは、いろんな商品とコラボして栄養を補うことにも期待できます。

視点を変えるだけで、いろんな表情を見ることができて、スグレモノの桑の葉ですね。

 

自然豊かな桑畑を満喫

広くて気持ちいい!ゆっくりと深呼吸してみます。桑は光合成が活発で酸素をより多く出しているそうです。
森社長は「私は農園に行くと、ああ〜酸素を吸ってるな〜って気持ちになるんですよ」とおっしゃいます。

農園には綺麗な水環境にしか生息できないモリアオガエルの生息地もあったりと、とても自然豊かな場所です。肥料は牡蠣殻や刈り取った雑草など自然由来のものを使用。周囲に他の農地がないため、化学薬品が飛散してくることもありません。

京丹後ふるさと農園では、桑の葉パウダーの「マルベリーティー」の他、地元京丹後のコシヒカリの米粉と混ぜ合わせて、「米粉マカロニ」や「米粉めん」など、健康に配慮した高品質で美味しい製品がつくられて、「寝込まない・ボケない・健康なまちづくり」をモットーとした事業や活動がなされています。この取り組みが、もっともっと広まれば良いですね。

みなさん、ぜひとも、京丹後の桑の葉製品をお試しください。

この記事のちーびず団体

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森 博子
森 博子

ちーびず推進員メモ

井上 淳
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いのうえと申します。二代目ちーびず推進員の一人ですが、推進員の中でも下っ端を自負しております。お仕事は幅広くデザインのことをかじっております。両親は九州と中国地方出身、私は京都府出身京都市在住。実は、遊牧民のような出自のせいか、京都府各地のことはよく知らないことばかりなのです。。。

コラボ推進員

蒲田充弘
京都府の北部を中心に様々なちーびず団体のコラボレーションを推進しています。