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2018年11月12日 | ちーたび イベント感想記
宮津湾の歴史と短歌ちーたび。ゆっくり海を眺めてほっこり一首。
この記事に登場するちーびずさん
山本洋子さん(TANGOくりえいと夢)
山本洋子さん(TANGOくりえいと夢)丹後地域を中心に、歴史散歩、短歌づくり、音楽の散歩道など、独特なテーマで楽しいちーたび企画のスペシャリスト。フットワーク軽く地域をとびまわって地域を支援します。ちーびず推進員。

暮らしを体感するちーたびづくり

宮津ってどんなイメージでしょう?

観光と言うと、天橋立、元伊勢籠神社が浮かぶところですが、宮津と言えば何といっても「海」。宮津湾を抱く地域の方々にとっても海のある暮らしが日常。ちーびずは、そんな宮津で、地域の暮らしを体感できる「ちーたび」を提案するために、丹後地域や京都市、山城地域のちーびず推進員グループでモニターをしてみました。

ガイドは、丹後地域の蒲田推進員、山本推進員ですが、特に、山本推進員がつくる「短歌ちーたび」は結構人気。結構という言い方は失礼ですが、短歌に造詣の深い方々のリピーターかと思いきや、初心者が楽しまれるケースが多いとのことで、どこに魅力があるのか、このちーたびでも試して見ることにしました。

 

 

北前船商家の繁栄を訪ねて

宮津の中心部、海に面した国道から一歩入った旧道は風情あふれる町並み。宮津湾沿いに広がるまちは、海と隣り合わせで発展してきました。

宮津港は中近代のころより、交易の町として栄えました。漁師や商人が居住し商う町家がその気品を崩すことなく残っています。この道は車の通行も多くないので、歴史情緒を感じながら比較的ゆっくり歩けます。

 

 

 

 

 

 

その中でも特に目を引くこちらが今日の目的地その1です! ↓↓↓

旧三上家住宅です。

平成元年に京都府指定有形文化財に指定され、平成15年には国の重要文化財に指定されました。

廻船業を営んでいた宮津城下有数の商家「元結屋(もっといや)三上家」の住宅だった建物です。日本海を闊歩していた、北前船商家の繁栄を今に伝える建物で、規模も大きく、一つ一つの作りが上質な建物と感じました。

入場料を払って中に入ると、案内人が解説をしてくれます。

本家三上家・宇兵衛の次男・勘兵衛が安永5年(1776)に分家し、現在の位置にお屋敷を構えました。天明3年(1783)2月に、付近一帯を焼亡させた「晒屋(さらしや)火事」により焼失しましたが、同年のうちに主屋棟がほぼ再建しています。火事による消失の教訓から、非常に防火に配慮された構造をしています。その美しい白壁も、外部に面した柱や垂木を全て塗り固める土蔵造によるものです・・などなど。

内部は当時の生活を思わせる窯場や、見事な庭園が残されていますが、夏休み中で一緒に参加してくれた推進員の子供達も、しっかりと説明に聞き入っていました。きっと、絵日記とか夏休みの課題に役にたった、ことでしょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

一帯は漁師町。地魚の一夜干しは、予約がベター

海の京都テーマのちーびずカタログで紹介し、海のマルシェでも、鯖へしこやサバみりんが大人気の「浜文商店」や、地魚の一刻干しや七輪焼きランチ「カネマス」の店舗も、このあたり。

訪れる際は予約をオススメします。地元にも人気の商品ばかりで、予約で売り切れることもあります。

絶景のいっぷく処、福祉系複合型施設「マ・ルート」

さて、ランチは宮津湾沿いの漁連を過ぎた少し先、宮津市波路の「Ma・RooTs(マ・ルート)」です。
一見おしゃれなレストランと見間違えます。実はここは養護老人ホーム・保育所・障害者支援の複合型施設なのです。目の前が宮津湾。海側は全面ガラスで天橋立も望めて、感激のラウンジ!

年齢や疾患・障害の有無に関わらず、地域の人々とも手を取り合った「支え愛」の場所。ラウンジ・カフェスペースは、サービス利用の有無に関わらず誰でも利用可です。

誰もが主役になれる「ごちゃまぜ」の交流空間。

さらに、海側に突き出たデッキは、昔の船着き場を活用したもの。下は海。しかも釣り体験もできるんだとか!

釣り竿は、持ってきてほしい、と言うことでした。

 

 

 

 

 

 

天橋立を眺めていると、なんとイルカ数匹の群れが!思わぬサプライズに、参加者たちも色めき立ちます!

・・・・・・

画像はイメージです。

 

 

 

 

 

 

 

と、、、とにかく、こんなこともあるんですね!今日はラッキーです。イルカウォッチングツアーを提案できるわけではないので、ご了承ください。

あ、そんなことを言っていたら、他のメンバーのカメラに写っていました。

 

本当だってこと、証明できてよかったよかった。。。

そんな風に宮津湾を眺めていると、まちが海を囲むように立地していることを実感します。宮津の人たちはこんな風に宮津湾を眺めながら日常を暮らしているんですね。少し羨ましいです。イルカは宮津湾をぐるっと一回りして、外海に出ていったようです。

キッチンカーのピクニックセットとこだわりカレー

さぁ、そろそろお腹が空いてきました!侮るなかれ、かなり本格的。
新鮮な地元野菜をつかったこだわりの一品が並びます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

推進員それぞれにいろいろ注文して、ランチを堪能。

ウェイターは施設の利用者さんで、交流も楽しめます。

この日も地元の女子会が開かれていて、マダムたちが楽しそうにおしゃべりに花を咲かせておられました。地域の人たちも気軽に「ちょっと入ってみようかな」、とか「一休みしよう」と利用されているんですね。いいなぁ。

こだわりの「マ・ルートブレンド」「天橋立ブレンド」

宮津湾のロケーションと「ごちゃまぜ」をイメージして、城崎珈琲焙煎所でロースト・ブレンドされたご当地珈琲は、最近注目のコーヒープレス方式。

稲穂三和子施設長から、「少し時間はかかりますが、コーヒー豆の香りや風味を楽しんでもらいたくて、このカタチにしました。2杯程度は飲めますし、気兼ねなくゆっくりして欲しいとの思いもあります」

京都市在住の私は、「ゆっくりしてください」と言われたら、そこそこで帰らんと何言われるかわからんし、との思考が常識ですが、ここの「ゆっくりしてください」は、きっと、そのまま言葉どおりに受け取ったら良いようです。

なんとうれしい!!

最後に、短歌を一首、ひねりました

マ・ルートの2階、会議スペースをお借りして、短歌タイム。ここももちろん宮津湾の眺め最高。

山本推進員のアドバイス。「このロケーションを見てひねってみてください。ルールも何も考えなくて良いですよ。心に浮かんだこと、楽しかったこと、感動したこと、あとで披露し合えばもっと楽しいですよー」

と言われても、皆、つい構えてしまいます。「作ったことない、恥ずかしい、何も思い浮かばへん」・・

必死にこの日を振り返ります。美味しいランチ、イルカ、灼熱の太陽と海、歴史ある町並み、美しい町家、地域の人々が交流する場…。

これがなかなか難しい、、、でも、楽しいですよ!しばらく唸っていた推進員たちも、徐々に筆が進むようになります。人の筆が進むと、不思議と自分も書けるようになるもんですね。披露の時は、お互いに「なんやそれ」とかいいながら、けどしかし、ものすごく盛り上がりました!恐るべし短歌ビギナー力!

とても、見せられるものではなく、山本推進員も、正直ここまでとは、あきれたでしょう。

「宮津湾の歴史と短歌ちーたび」このコースでのちーたび企画のお問い合わせ、いつでもお待ちしています。自由にスポットを訪れることも、もちろん可能。宮津湾の暮らし体感、ぜひ、お出かけください。

 

この記事のちーびず団体

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〒6270011 京都府京丹後市峰山町丹波110-4
TEL:090-5152-9060
山本洋子
山本洋子

ちーびず推進員メモ

井上 淳
by
いのうえと申します。二代目ちーびず推進員の一人ですが、推進員の中でも下っ端を自負しております。お仕事は幅広くデザインのことをかじっております。両親は九州と中国地方出身、私は京都府出身京都市在住。実は、遊牧民のような出自のせいか、京都府各地のことはよく知らないことばかりなのです。。。

コラボ推進員

蒲田充弘
京都府の北部を中心に様々なちーびず団体のコラボレーションを推進しています。