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2018年05月14日 | コミュニティカフェ
京丹後市、こだわりのオーガニックでつながるカフェ「キコリ谷テラス」
この記事に登場するちーびずさん
稲鍵 佐代子さん(キコリ谷テラス)
稲鍵 佐代子さん(キコリ谷テラス)京丹後にご夫婦で移住後、音楽などの仕事も続けながらこだわりの野菜づくり。仲間と一緒にコミュニティカフェ・キコリ谷テラスを運営されています。
大場 亮太さん(キコリ谷テラス)
大場 亮太さん(キコリ谷テラス)有機農園「SORA農園」でオーガニック野菜を生産、有機JAS規格認定されています。

 

白い山里の集落・キコリ谷

カメムシの多い年は雪が多いといいます。

昨年はカメムシが当たり年だったようで、洗濯ものがカメムシ臭いということがちょくちょくあったわけですが、

私が住む舞鶴市では降る降るといいながらもまとまった雪を見ることもなくあたたかいお正月を過ごし、年が明けてからも雪かきすることなく、白く覆われた冬の景色を忘れそうなほど。

そんな中、1月16日に「キコリ谷テラス」で開催された「ちーびず応援カフェ」。久しぶりに京都北部の冬らしさを感じることができました!

キコリ谷テラスは京丹後市弥栄町船木というところにあり、高速道路の京丹後大宮インターチェンジを出てだいたい20分くらいで到着します。弥栄町という看板を見るあたりから。冬です!雪です!

除雪された道路をすいすい行くと左眼下にぽかりと広い窪地が見え、手前側にあるおしゃれなストローベイルハウス風建物に明かりが光っています。

ここです!すぐにわかりました。

あったかーい暖炉でほこほこ

7人の小人が住んでそうなかわいいストローベイルハウス。

中に入ると全体的に空気が柔らかくあたたかい。

それもそのはず、入るとすぐにスマートな暖炉があり、赤い炎がゆらゆらゆれています。

そしてなんと、天板にはチーズとろりのピザが!

この、家庭的な感じ、いいわー。

日本ではよくダルマ型ストーブの上でお鍋がことこと炊いてあって、そのあたたかいリズムを聴きながら、こたつでうとうとという至福の冬の過ごし方がありますが、まさにその西洋版。

ピザの香ばしい香りとやわらかな優しい空気。

このストーブは「丹後ロケットストーブ」で、キコリ谷テラス全体、奥にくるっと回った先の部屋まであったまるそうです。ご近所の工務店さんでもらった廃材を利用しているという、日々の暖房費がかからない優れものですね。

店内の黒板や机は廃校になった学校からもらい受けて再利用。

内装はとてもおしゃれで、とても廃材や流木を使ったものとは思えない。きちんと手をかけた愛情とセンスを感じました。

今回の応援カフェは美味しい!

さて、いつものように地域力ビジネス課長友課長のお話しから、ちーびず応援カフェが始まったわけですが、

「皆さん、食べながら聞いてくださいね~」

という天使の声をいただきまして、今回参加の「NPO法人ハーブとスローフードのまちづくり」の田中さんが

お持ちくださいました、ストーブの天板に乗ってた2種類のピザをいただきました。

ほんと、しあわせーーー。

キコリ谷テラスさんからは、米粉と豆腐で作ったブラウニーとコーヒーを出していただいて、

外は雪景色のあったかいストローベイルハウスで手作りの美味しいものを食べながら

極楽な応援カフェが始まりました。

キコリ谷テラス

キコリ谷テラス、なんてかわいい名前でしょう。名前を聞いただけでも行きたくなります。由来を聞いたところ、この場所の地名の俗称だそうです。

昔からきこりさんが多くいた場所なのでしょうか。

キコリ谷テラスのオーナー、稲鍵佐代子さんは神奈川でご主人と事業をされていたのですが、4年前に稲鍵さんのおじいさんの出身地である、この京丹後へとやってこられたそうです。

きっかけは2011年に起こった東北大震災。

多くの人にとっても命や人生について考える大きな出来事だったと思います。お二人ももっとダイレクトにお客さまに商品提供ができる仕事がしたいという思いを抱かれ、農業をしようと決意されたそうです。

ご主人の大場亮太さんが山梨県などで農業の修行をされて、今では一年中の旬のオーガニック野菜を提供されています。そしていつでもオーガニック商品が買える場所として昨年5月に「キコリ谷テラス」をオープンされました。

 

タンゴ・オーガニックファーマーズマーケット

大場亮太さん・稲鍵佐代子さんご夫婦が京丹後へと移住されて、有機農法で作ったオーガニック野菜をマルシェや朝市で販売されていたところ、お客様のほうから、オーガニック野菜をいつでも買える場所を教えてほしい、との要望があったそうです。

大場さんの作る野菜は農林水産省の有機食品のJAS規格の認定を受けてられます。ご夫妻の農園の名前は「SORA農園」といいます。

最近は、体を作る基になる食品に気を配る人が増え、安心安全なオーガニック野菜の需要が高まっています。

大場さんは有機農業や丹後のこだわりの食材を提供する仲間と「タンゴ・オーガニックファーマーズマーケット」というグループを作り、グループの皆さんの商品の提供できる場所として「キコリ谷テラス」ができたわけです。

タンゴ・オーガニックファーマーズマーケットメンバーを紹介しますと

☆SORA農園・・・大場さんの農園

☆Man go farm

☆いけ田ファーム

☆HandS farm

☆IHATOV

☆農家パン弥栄窯

☆さかな屋よしだ

応援カフェでいただいたブラウニーは HandS farm さんの米粉を使って稲鍵さんが焼かれたものでした。

グループ以外のこだわりの商品も置いてられます。

昨年11月に京都滋賀で出版されてる雑誌 Leafで紹介された効果か、関西方面からもお客様が来られるそうです。

気楽にぶらりと立ち寄る場所

「ここでの暮らしはどうですか」と大場さん・稲鍵さんご夫婦に聞いてみました。

関東の都市部で生活されてたお二人。さぞや戸惑われることも多いかと思います。

しかしながら、お二人とも「楽しい」とおっしゃいます。

まだ以前の仕事も少しされていて、稲鍵さんは月1回くらい東京に行かれるそうなのですが、

「行ってもすぐ帰ってきます。(笑)」

この地域の弥栄町の方々にも暖かく受け入れていただけて、また、適度な距離が心地よいそうです。

また、稲鍵さんのお人柄、フットワークの軽さからか、つながりも多く持たれていますし、まわりの人たちと手を携えて生活されているのが伝わってきます。

山里にあるにも関わらず、訪れる方が多いのはちょっと驚きです。居心地のいい場所なんですね。

地域の安心安全な食材や産品を販売する、地域の人が気楽に立ち寄れる場所。

キコリ谷にある、コミュニティカフェ・キコリ谷テラス。

今後も、つながりが生まれるちーびずカフェを、応援していきたいと思います。

 

この記事のちーびず団体

chii-information
京都府京丹後市弥栄町船木407
TEL:0772-66-3210
定休日: 日曜日
稲鍵 佐代子
稲鍵 佐代子

ちーびず推進員メモ

仲井玲子
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舞鶴にぎやかし隊、赤れんが・明治・大正ろまんドレスちーたび、コミュニティFMまいづる立ち上げなど、舞鶴を中心に交流事業の企画実施や、広報力を活かした活動を行っています。参加して楽しい様々なコラボ婚活も企画します!イベント企画や司会もお任せください!