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2018年03月30日 | 未分類
社会全体を醸(カモ)して元気に!「発酵食堂カモシカ」~京都嵐山
この記事に登場するちーびずさん
関 恵さん(発酵食堂カモシカ)
関 恵さん(発酵食堂カモシカ)発酵食品を通して、一人一人の命や社会を元気にする「発酵食堂カモシカ」オーナー

今年も、仕込みましたか?

毎年2月になると味噌を仕込むのが我が家の年中行事になって4、5年。梅干し、梅シロップ、ぬか床など、手作りできるものが増えていって、台所にならぶ熟成瓶たちも賑やかになってきました。近年、「自家製味噌」を仕込む人、急増してませんか?味噌作りワークショップも盛んでどこも満員御礼の様子。手作りする楽しさ、醸(かも)す喜びが再認識されてるのかもしれません。

「カモシカ=醸し家」

京都で「発酵」と言えばここ!嵯峨嵐山にある「発酵食堂 カモシカ」。時々ジビエのお店と間違われるそうですが、「カモシカ=醸し家」です!
2014年にオープン、京都の発酵文化を牽引していると言って過言ではありません。実はオーナーの関さんとは、共通の友人宅で一緒に味噌仕込みをしたのがご縁・・・そう、発酵仲間なのです♪

「発酵」盛りだくさんのランチ!

その名も「発酵8種定食」。ありとあらゆる発酵が楽しめます。

お揚げの発酵あんかけ

カモシカ特製の麹納豆あんが後引く美味しさ。ごはんにもぴったり。

写真手前から奥に向かって

古式製法さばへしこ、自家製ねり梅ソース 豆腐のせ、自家製味噌 豆腐のせ、自家製柚子胡椒 燻製煮卵のせ、地場野菜のピクルス、魚醤(いしる)のピリ辛こんにゃく

ひとつひとつがそれぞれの「発酵」をしていて、思わず目を閉じて味わいたくなる深みと味わいです。

 「冬季限定、発酵13種 魚醤ラーメン御膳」

この魚醤のスープが最高に美味しかった!スープだけでお代わりしたいくらいでした。

自家製玄米甘酒アイス

 冬季限定 甘酒チョコパフェ

実は甘いチョコが好きではない私ですが、こちらのチョコは甘酒で甘みをつけてあるので優しく、さっぱりしていて軽い!ペロリと完食。3月からは「よもぎパフェ」になるそうです。

今回は注文しませんでしたが、「発酵8種定食 昼飲みセット」もあります。あー、次回は絶対これで!

意外や意外!もともとは医療の現場から

意外なことに関さん、もともとは医療コンサルとして医療現場に長年関わっていらっしゃったとのこと。いやはや、勝手に飲食業界の方と思っていた私、ますます興味が湧きます。

薬剤師で、自営のご両親の影響もあってか、いつか健康や医療で何か立ち上げたいという想いが昔からあったそう。医療の現場を見続ける中で、健康の原点は「予防」にあるのでは、と感じていたそうです。

お産、そして東日本大震災

愛知県の医院で第一子を出産。自分の力で「命を産む」ことの大変さと喜びを深く体験し、この頃から味噌や梅干しなど、手作りする機会が増えていきます。小さな畑で野菜作りもスタート。その後第二子を自宅出産、まだ6ヶ月という時、東日本大震災が起こりました。

ワイン抱えて、名古屋の友人宅へ被災

震災当時、千葉に住んでいた関さん、我が子を守らねばとすぐに名古屋、そして京都へと移動。炊飯機の保温スイッチを入れたまま家を出てきた、というくらい「着の身着のまま」の被災。そんな中でも、ひとまずこのワインを持って行こうと「発酵食品」は手放さなかったのが何とも関さんらしい!

「新しい何かが始まった、自分も切り替えなければ、と直感で感じさせられた。より本質的なもので一生やれることで勝負しなければいけない、と思った。」と語る関さん。

より本質的なテーマ「発酵」へ

お酒、味噌汁、麹料理、チーズ・・・もともと自分が好きだったものが「発酵食品」だった、というところから、医療に関わる仕事や自身のお産、震災を通して、そこに「本質的な価値」があると実感した関さん。「発酵」をテーマにした事業を決意し、「命は命で元気になる」をコンセプトにした「発酵食堂 カモシカ」が誕生しました。

快挙!【第回京都女性起業家賞】最優秀賞受賞!

最終的には一人一人が発酵食を台所でも作っていくことで「健康」づくりの主人公が台所に立つ人の手に戻っていく世界観を目指すカモシカ。その事業が見事評価され、2015年、回京都女性起業家賞で最優秀賞受賞!

「発酵食を台所に取り戻す」というビジョンの下、おもしろい企画が次々と進行中ですよ!

「実は作ってみたかった」の想いを叶える手作りキット

「味噌作り、前からやってみたいけど、なかなか一歩踏み出せなくて」って方、いらっしゃいませんか?ご安心ください!ものを作ることで得られる喜びと自信を味わってほしいと、いらない手間を省いた手軽な「手作りキット」を販売。味噌づくり、ぬか床、醤(ひしお)など、憧れの発酵食品が自分の台所で手軽に始めれちゃいます。もう「買う時代」から、「自分で作る時代」なんですね。

知ってました?幸せホルモンは「腸」で作られるって。

腸内環境がここまで大切とは思ってもみませんでした!幸せホルモンとも呼ばれる「セロトニン」の90%が、実は脳ではなく、腸で作られているなんて。腸内環境を整えることが、健康はもちろん精神状態をよく保つことにも直接的に作用してるんですね!目から鱗。

カモシカ出張します!
社会の労働環境ならぬ「腸内環境」を整えるべく

「毎日コンビニやスーパーのお弁当ばかり。こんな食生活でいいわけがないけど、仕事が忙しくて料理をする時間ない!」働く人の大きな悩みの一つですよね。私もそんな時代がありましたが、やはり精神的に不安定だったなあと思います。

カモシカは「働きながらでも健康を整えられる仕組み作り」として、発酵食品つくりワークショップを企業に入って開催中。社員の腸内環境が健康であれば、より長く、より生産性の高い仕事ができる。その仕組みを会社側が整えていくことの重要性を提案しています。

社員さんは味噌作りを体験し、持って帰ることで日常に発酵食品を取り入れてもらい、その変化を身体で体験してもらいます。

社員の腸内環境までサポートしてくれる会社、間違いなく、社会全体にとってもいい会社です!そんな会社が増えてくれることを願うばかり!

2015年 「発酵マルシェ」という発酵食品のセレクトショップもオープン。発酵食堂カモシカから歩いてすぐ

幸せな人生を送りたいなら・・・

「すべてのベースは食にある。」

「健康」は後からついてくるもので、「楽しく、おいしく、仲良く生きていきたい」という純粋な願いを叶えるためには、健康な腸が欠かせない。

関さんの言葉、ひとつひとつに、心から共鳴し、胸に深く残りました。そして、改めて自分の食生活を振り返るきっかけをいただきました。食を見つめることは、自分自身、そして人生を見つめること。

ひとつ確実に言えること、それは、

「幸せな人生を送りたければ、腸内環境を整えるのが手っ取り早い・・・のかも。」

この記事のちーびず団体

chii-information
〒6168371 京都市右京区嵯峨天竜寺若宮町21-2
TEL:075-748-0186
営業時間11:30〜17:00
定休日: 日曜日
関 恵
関 恵

ちーびず推進員メモ

岡田真実
by
石川で生まれ育ち、大学から京都へ。身体に優しいおいしいもの、お酒、祭りを求めてどこまでも。オーガニックな地域循環、コミュニティに興味あり。お産を機に、友人たちと畑と田んぼを始めました。時々マルシェも開催してます。
NPO法人場とつながりラボ home's vi スタッフ:https://www.homes-vi.org/