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喫茶・花音(かのん)~与謝野町の福祉系カフェは、笑顔あふれる地域の拠点
この記事に登場するちーびずさん
内田真奈美さん(よさのうみ福祉会ワークセンター喫茶花音(かのん))
内田真奈美さん(よさのうみ福祉会ワークセンター喫茶花音(かのん))分野の垣根を越えた地域共生型福祉施設ワークセンター喫茶花音の責任者。ホスピタリティにあふれ、チャーミングな笑顔は利用者さんや配食先のひまわり的存在。気軽に来れる場所をめざしておられます。

おいしそうな写真は、配食サービスのお弁当

ふっくらご飯は、与謝野町が取り組む自然循環農業で使われる有機質肥料「京の豆っこ」を使った「京の豆っこ米」。

注目! 地域共生の複合施設

京都府北部、与謝野町の福祉系カフェ「喫茶・花音」におじゃましました。

こちらは、平成25年3月オープン。「高齢・障害・子ども・医療」など分野の垣根を越えた町づくりを進める与謝野町のコンセプトのもと活動する地域の拠点。加悦地区にあります。4つの法人が協同で建設・運営する、地域共生型福祉施設「やすらの里」。花音はその4法人の一つ、社会福祉法人よさのうみ福祉会運営。

ほっとできる喫茶と、与謝野町より委託を受けた配食サービズも提供する、就労支援のためのワークセンターでもあります。
オープンに当たっては新しい試みとして大きな注目を浴び、視察や見学もひっきりなしだったそうです。
そりゃそうです。こんなのみたことないです。

素敵なカフェの前庭には、散歩にいいだろうなあと思う歩きやすそうな遊歩道。その奥にはディサービス・訪問看護ステーション。席に着けば開放感あふれる大きな窓。

そこから見えるのは子供さんが遊べそうな広いウッドデッキと子育て支援スペース、見上げれば特別養護老人ホーム、ショートスティ、サ高住といった部屋の窓。

一転カフェではちょうどお昼とあって、ランチを楽しむ地域の方、昼食を取りに来たビジネスマン?など、バラエティ豊か。

いただいたランチは600円。豆っこ米をはじめ、地域のお野菜たっぷり。そこは譲れないと厳しい中でも価格維持。

普段の気軽に入れるカフェをめざしていますとおっしゃる支援員の内田さん。とっても笑顔のチャーミングな方です。
宮津の福祉施設シーガルさんのパンをこちらで販売。近隣地域ともささえ合って活動されています。

また、持ち帰りができる総菜コーナーもうれしいところ。

 もう一つの顔。地域の配食サービスも担います。

午後の調理場は一転、配食サービスのお弁当作りです。
ワークセンターならでは、利用者さんが支援員さんと和気あいあいと作業されていました。

曜日によって違うものの約50食の委託を受け、ランチメニューをアレンジし旧加悦町野田川町へ配達。

 

地域連携、情報共有も強み

ケアマネージャーさんとも連携を取り、配食時の安全・見守り確認にもぬかりはありません。出発のまえにはしっかりとして打ち合わせと情報共有。福祉の視点を持つ強みを生かした心配りです。

倒れている方を発見したり、振り込め詐欺を未然に防いだこともあったそう。振り込め詐欺の発見はスタッフの注意深い「電話したはることが多いね」という何気ない情報共有だったそうです。

それでも、仕事でもあるけれど人助けでもあり大きなやりがいを感じられるとのこと。なんていうホスピタリティ。
田舎では買い物難民もあります。離れて住む子供さんが都会で買ったものを宅配便で届けてもらうこともあるといいます。こうすると玄関まで届けてもらえますしね。雪も積もれば、その除雪さえ重労働です。

10分ほどの打ち合わせから3~4台に分かれて16時ごろ配達へ。帰店は17時30頃。しかし、夏ならちょっと畑へ。の時間。徘徊ということもあり探し回ったり。冬なら雪をかき分け死ぬ思い(笑)をされることもあるそう。

地域のささえ合いと言えば、配食先のお年寄りから野菜を預かることもあるそう。
これは、メニューに利用して還元。利用者の生きがいにつながり「美味しい!」の言葉はものづくりの熱意アップにつながります。
ゆくゆく、テラスでマルシェもやりたいということでしたから、ますます地域の拠点として笑顔の拠点になること間違いなしですね。

この記事のちーびず団体

chii-information
〒6292403 京都府与謝野町加悦802-7 社会福祉法人よさのうみ福祉ワークセンター花音
TEL:0772-44-0022
営業時間10:30〜17:30
定休日: 日曜日 祝祭日
内田真奈美
内田真奈美

ちーびず推進員メモ

京都府では、地域の課題解決・元気づくりを自立・継続して取り組む【ちーびず】を推進しています。
10名の京都ちーびず推進員がそれぞれの得意分野を生かして支援や広報をしています。
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竹嶋貴代美
by
亀岡に生まれ育ち、美山に嫁いで三十余年。家業(電気・水道工事店)の傍ら、婦人会・PTA・自治会・商工会女性部などで地域活動に参画。現在は『老活サポート』もおこなっています。 『森の京都』地域を中心にちーびず活動をお手伝いします。
(有)竹島電機ホームページ:http://www.athome-nantan.com/

コラボ推進員

蒲田充弘
京都府の北部を中心に様々なちーびず団体のコラボレーションを推進しています。