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2017年09月29日 | ちーびず製品
京都八幡ヒノヒカリの真空パック~おいしいお米を防災の備蓄用にも。
この記事に登場するちーびずさん
辻 典彦さん(八幡市 京都辻農園)
辻 典彦さん(八幡市 京都辻農園)「美味しいお米を食べて貰いたい」というシンプルな想いのもと、あらゆる努力を率先してこなし、辻さん自身が納得するお米を作る。地域のみならず同業者でも辻さんの米のファンは多い

普段使いのちーびずカタログ第4号のテーマは「暮らしの防災」。

ちーびずでは、普段使わないモノは災害時ではなおさら使えないので、常日頃から無理なくできる備えや、普段に食べているモノを少し余分に保存して非常食にすることも提案する予定です。

そこで、備蓄用としても最適で、この機会に普段使いにしていただければいいなぁ、との思いも込めて、真空パック米を生産している、八幡市の米農家、京都辻農園代表・辻典彦さんにお話を伺いました。

生産者として、美味しいものを作りたい

先祖代々、米と筍のみ生産されている辻さん。「農家」は昔「百姓」という呼ばれ方をしていました。いろんなものをつくっていると言う意味かどうかはちょっと曖昧ですが、お父様からは、「2種類しか作ってないから、うちは〝二姓〟や。その分、お百姓さんの50倍こだわって作らなあかん」と言われて育ち、その言葉通り、お父様も相当なこだわりの米作りをされていたそうです。

「お米番付2016」に、なんと!京都府初入選

京都辻農園のお米は現在、大手の組合には出荷せず、消費者への直接販売や飲食店へ納品、又は独自のルートで全国に発送されています。

こだわり・独自の栽培方法で出来たお米で、同じ八幡市内のお米屋「辻冨」で「石清水」という商品名で販売されていますが、昨年度、人の五感で甘いお米を探し出すコンテスト「お米番付2016」になんと!京都府初入選され、その名が全国に知れ渡りました!

水の恵みと徹底した研究

八幡市の名刹、石清水八幡宮。石清水という名前の通り八幡は水に恵まれた土地です。宇治川・桂川・木津川や滋賀・京都の水が集まって淀川に合流する手前にあり、かつては巨椋池を中心とした湿地帯でした。

「水の恵みのおかげで美味しいお米ができる。」と辻さんは言います。

京都府の北部を中心につくられるコシヒカリではなくて、南部の土地にあった米、ヒノヒカリをおいしく作るため、毎晩仕上がったお米を食べて味をチェック。地道にデータをとり、ベストな栽培や収穫のスケジュールを確立しました。

稲が健全に育つとおいしいお米を実らせてくれる

そこで編み出したのが、稲と稲の間隔をかなり広めにとる方法。光がしっかり入るようにして光合成を促進させ、一本一本の稲に栄養を十分に取らせます。これだと、夏に水を張った状態の時、水面からの日光の反射は稲に2倍・3倍の光を与える結果となるそうです。

苗の時点では他のお米農家さんと比べると8割程度しか植えないらしいですが、実際の収穫量は逆に、かなり多くなるのだとか。さらに、「収穫量が多い方がおいしいんです」とのこと。稲にとっても健全に育っているのでしょう。

収穫も、少しづつ収穫してはトラクターを降り、収穫後の田んぼに藁が均一に敷かれるように丁寧に調整されるそうで、「健全な稲を育てることは、面倒臭い作業の繰り返しですけどね。」と笑う辻さん。「手間をかけると結果を返してくれる面白さが農業にはあるし、自分も一緒に成長できます」と、生産者としておいしいお米をつくりたいという強い思いとともに、お米づくりの楽しさも伝わってきました。この楽しさも「おいしさ」につながるんでしょうねぇ。

こだわりの甘さ、香り。田んぼ1枚1枚味が違います

「甘さ・香り・風味」といった「味」にこだわる辻さん。

「お米が、美味しい、美味しくないはそれぞれ人の味覚によっても違います。僕は自分がいちばん美味しい、と思った米を作り続けたい」と。

現在、自分の所有分と受託分をあわせて、25枚の田んぼで米作りをしている辻さん。「25枚の田んぼがあると、25種類の味があるんですよ。」

「京都の南部地域はヒノヒカリが土壌に合っていますが、その中でも「八幡産のヒノヒカリ」は特においしい。周辺の農家の方々にも作ってもらって、しっかりとした地域ブランドにしたいので、そのためには、先ずは成功例を作っていかないと・・」と熱く語る辻さんです。

 

「こだわりの米なら高く売れるし、米の新規就農の方が増えることで、さらに生産者が切磋琢磨し良いものを作りたいと思ってくれる。そうして充実感が高まってさらにさらに高みを目指す。こんなプラスの連鎖が地域の農業で出来るように願っている」とのことです。

京都辻農園『石清水』の真空バック

地元の石清水八幡宮から名付けられた「石清水」。

2合サイズで540円。真空パックは米の酸化を大幅に遅らせ、精米してから5日後くらいの酸化度をキープ出来るそうです。2合サイズだと少人数家族には丁度良く、その都度封を切るといつでも”精米後5日”の味が楽しめます。

私も炊いてみましたが、ツヤツヤで米がしっかりと立つ!そしてそして、歯ごたえ抜群!!!

甘すぎず、米の香りがしっかりして、しっかりと存在感のあり、おいしいごはんになりました。

防災の備蓄用もさることながら、ぜひぜひ、お試しパックとして2合の真空パックはオススメです。お試しいただいて、ぜひぜひ、普段使いにしてもらえれば、うれしいです。

「山城ごはん」サイト、生産者たちと立ち上げました。

京都府南部、山城地域のちーびず推進員として、そして、働く女子・母親として、安全でおいしい山城地域の食をもっともっとアピールしたいと、生産者たちと一緒にサイト「山城ごはん」を立ち上げました。今回紹介した、京都辻農園も参加しています。

京都、大阪、奈良に近く、古くから都市部の食を支えた山城の農産物のおいしさや食文化、がんばる「人」たちのストーリーを発信しています。購入サイトにもリンクしています。どうぞご活用ください。

 

 

この記事のちーびず団体

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Mail:non77777@gmail.com
辻 典彦
辻 典彦
堤明日香
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京都府南部、山城地方のちーびずを応援しています!地域の美味しい食材、大切に遺していきたい地域の宝(人)を見つけ出すことが得意です。ちーたびやマルシェの実践回数、情報も豊富。山城地方でちーびずにチャレンジしてみようかな、と言う方、是非一緒に盛り上げて行きましょう!
山城ごはん、ホームページはこちら:https://shop.yamashiro-gohan.com