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健康と安心の「健幸配食」で地域をつなぐ
この記事に登場するちーびずさん
代表取締役 大濱 育恵さん(株式会社健幸プラス)
代表取締役 大濱 育恵さん(株式会社健幸プラス)伏見区向島で配食サービスを展開。食を通じて地域の健康をサポートしたいという思いで活動。 現在は、むかいじま病院の患者配食サービスを請け負っている。 子育て中のお母さんの働く場づくりにも意欲的。
健幸弁当DELI店長 吉村 なおさん(株式会社健幸プラス)
健幸弁当DELI店長 吉村 なおさん(株式会社健幸プラス)健幸弁当DELIの店長。子育てママが活躍できる場づくりをする「マムライト京都」の代表でもある。 吉村さんめあてに、拠点に遊びにくる地域のおばあちゃんも。

 

これまでちーびず製品やちーたびを紹介することが多かったです が、今回は、サービスのちーびずのご紹介です。
向島地域で、地域密着で病院の患者の配食サービスを行う健幸プラスの「むかいじま健幸DELI」を取材しました。

退院後も食べたい!美味しいと評判の入院食

やってきたのは、京都市伏見区向島(むかいじま)。
この地域は、昭和50年代はニュータウンとして栄え、約20000世帯ありましたが現在は約5000世帯に減少しているそう。

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そんな向島地域で、地域密着で病院の患者の配食サービスを行うのが・・・
株式会社健幸プラスです。

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向かって右が、株式会社健幸プラス 代表取締役の大濱育恵さん。 左が健幸弁当DELI店長の吉村なおさんです。

健幸プラスの病院患者 配食サービスは、地域のかかりつけ医療の役割を担う、むかいじま病院退院者の「退院後も入院食を食べたい!」という声から生まれました。

入院食は美味しくないイメージがありますが、ここのは「塩分等を制限されているのに美味しい」と評判です。近隣に、大きな医療機関があるため、むかいじま病院は一時入院できる地域のかかりつけ医の役割を担っています。また、大きな医療機関から在宅療養につなぐ方針なので、患者さんは平均3週間で退院。退院後もリハビリなどで通院されるケースが多いそうです。

そこで病院が30年間培ってきた入院食の手作り出汁や調理法のノウハウを活かし、退院後も健康な食事をとってもらえるようにと誕生したのが健康プラスの病院患者 配食サービス「健幸配食」です。

手作り・減塩・オーダーメイドの健幸弁当で地域の健康をサポート!

“食べたものでカラダをつくる”

“食事が楽しみになることは生きるパワーになる”

「健幸配食」はさらに、代表・大濱さんの看護師・保健師としての医療現場での経験を活かし、管理栄養士監修のもとつくられた、栄養バランスがとれて、かつ、家庭料理のような“手づくり感”のあるこだわりのお弁当です。カロリー制限や塩分制限、医師から指示される治療食、きざみやおかゆ食など、利用者の好みに応じ細かくオーダーできます。

塩分やカロリー制限の方でも美味しく食べられるよう、鰹や昆布など天然素材ダシの風味を大切にしたり、色鮮やかな盛り付けや出来たてをお届けするというこだわりで、お値段も一食700円~890円(税別)とお手頃。

メニューも毎日違って、季節のお野菜も取り入れた和洋中スタイルで飽きない豊富な内容です。

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お弁当の種類

  • ヘルシー弁当 700円(税別)500kcal前後 塩分3g未満
  • 健幸弁当 790円(税別)600kcal前後 塩分4g未満
  • お好み弁当 890円(税別)お身体のお好みに応じてオーダー

お弁当①お弁当②

健幸弁当写メ②

お弁当は手渡し!配食を通じた見守り

無料のオプションとして、お弁当の「手渡し安否確認サービス」も展開されています。安否確認というとなんだか大層ですが、実際はとても楽しくあたたかいもの。

お家の中まで入って、ちょっと世間話。楽しかったこと、孫のこと、最近の体の調子など。

この配食時のあたたかい交流が「見守り」につながるということで利用者に人気です。
配食スタッフが、その時の状況や、気分、顔色、声の調子などを直接チェックできるので、遠方で暮らすご家族にとっても安心。一人暮らしの方は毎日配達するスタッフとのちょっとした会話が楽しみになっていたり…。

健康プラススタッフ

お弁当の届け方も、申込み時にご本人や関係者の方々としっかり確認し合います。「玄関に置いておいてくれたらOK」「お弁当のふたも空けて欲しい」など可能な限り希望に添えるようにされていて、これら細やかな配慮も人気の秘訣なんですね。

現在の契約数は約120。1日に昼食20食、夕食50食ほどお届けされているとのこと。
利用者の年齢層は、60代後半~80代で、独居の方や老々介護の方が多いそうです。
その日の出来たてをお届けし、古いお弁当を食べてしまわれないように、その日に必ず回収するので、
配食できる数にどうしても制限があるそうです。

健幸弁当の配食を担うのは、子育てママたち

健幸プラスの拠点は、向島ニュータウンの商店街内。
周辺は団地に囲まれ、店舗の前はちょっとした広場になっています。

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この拠点では、お弁当を試食してみたい方への対応や、
ちょっと一服できるカフェとして運営をされています。

改正)20161023_012538657_iOS P1090075 事業所とニンジン

働くのは、子育てママたち。

大濱さんや吉村さんの強いリーダーシップで、子育てママのリーダーとして、子どもと一緒に働ける職場づくりをされています。

お2人は、ママがママらしく活動できる場づくりを応援する「マムライト京都」のメンバーでもあり、子育て真っ最中のママでも、ちょっとした空き時間を利用して働けるようにと、店番やお弁当を届ける仕事を、1~2時間の仕事として整理して、お母さんたちの働く場にもつなげておられます。

スタッフのほとんどが子育て真っ最中のママたち。時に事務所内には子どもが走り回っていたり、店舗の玄関先にレジャーシートを敷いて、おままごとがはじまることも!!そんな場所だから、広場を散歩していた、近所のおばあちゃんやおじいちゃんたちが自然に集まってきて、スタッフママや子供と会話がはずみ自然と地域のコミュニティ拠点にもなっています。

地域の食育の場。子どもも高齢者も一緒に生きるを学ぶ「健幸菜園」

健幸プラスでは病院患者 配食サービスだけでなく、食を通じて健康をサポートする地域の食育活動にも取り組まれています。水曜日の午前中、むかいじま病院の菜園で地域の方も一緒に畑作業をする「健幸菜園」です。

畑仕事①

「土から作物をつくる、収穫する、調理する」を体験することで、生活習慣病の予防や改善への食育につなげようというもので、地元の親子が多く参加されます。

健幸菜園③にんじんがぶり    健幸菜園⑤看板

担当の吉村さんは、「地域の子どもたちに、いざという時のため、食べる力・生きる力を身につけて欲しい」「菜園を通して安心安全のごはんについて小さい時をから知っておいて欲しい」と想いを語ってくださいました。

さらなる地域のコミュニティ拠点を目指して!

健幸プラスの次なる目標は・・・

現在の拠点スペースの隣にある商店街の空き店舗も活用して、
「ママたちの力で、地域の高齢者も一緒に和める居場所をつくりたい!」というもの。

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健康にやさしいオシャレなドリンクを作るのが上手なスタッフもいて、空き店舗をコミュニティカフェにして、 地域のおじいちゃん、おばあちゃん、ママ、子供たちの居場所や新しい雇用の場になればいいなぁと意気込んでおられます。

この様な健幸プラスの理念や取り組みに共感して、地域の一般向けのお弁当事業を協働したい団体やグループの方々を募集されているそうです。

高齢化が進むニュータウンで、人と人がつながる場づくり。健幸プラスの今後の活動にも注目です。

この記事のちーびず団体

chii-information
〒6128136 京都市伏見区向島四ツ谷池14番地19
TEL:075-603-3345
FAX:075-603-3346
代表取締役 大濱 育恵
代表取締役 大濱 育恵

ちーびず推進員メモ

岡元麻有
by
上京区在住。 広告代理店にて企業の販売促進を手掛けたのち、築200年の京町家を活用し、暮らしながらギャラリーbe京都の企画運営を行う。 お金持ちにはなれないかもしれないですが、「しあわせもち」になりたいと思い育児と仕事に奮闘中。 「町家デビュー」3分ムービーで岡元を80%お分かりいただけるかも