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2016年11月09日 | ちーびず製品
日常にシルクパワーを!養蚕の復活にかける-亀岡「織道楽 塩野屋」さん
この記事に登場するちーびずさん
服部 芳和さん(織道楽 塩野屋)
服部 芳和さん(織道楽 塩野屋)国産のオーガニックシルクにこだわるいいものづくりと人づくりにご夫妻で取り組んでおられます

真綿(まわた)はコットンではないのです。

最高の布団と称される「真綿布団」。「まわた」と聞いて、綿(コットン)だと思われている方は多いのではないでしょうか?

いえいえ、真綿は「絹-シルク」製品です。

蚕が自らの命を守るために作った繭-それは絹糸。だから絹は、丈夫。UVカット、保温性、保湿性。どれもが蚕自身が生きるために繭に与えた性質です。

指先ほどのひとつの小さな繭から生まれる1,000mもの、自然界でただ一つの長繊維である絹。

オーガニックシルクパワーの魅力。なんだか、思い浮かべるだけで現代の痛めつけられた肌が喜びそうです。

やはり、国産シルクが減少の一途をたどるのは消費量が減ってきたからでしょうか?

では。と、純国産オーガニックシルクを、その良さを感じてもらえたら。とのコンセプトで商品を生み出されています。

まずは「織道楽 塩野屋」さんの製品です。

まずは、こちら。シルクコーヒーフィルター

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え!絹でコーヒー?これシルクですか・・。

「一度試しに、最初のむらし。次は飲むのに淹れたのを飲んで比べてみて。」

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「あ~こういうのプレッシャー・・・私にわかるのか?(心の声)」

「え!マジ!こんなに違うんですか?(思わず若者言葉(笑))」

えっと・・言葉にすると、蒸らしはピリピリ舌に刺してアクがある感じ。コーヒーはそのままのコーヒーの味(・・;)

いつもコーヒーはカフェオレですが、「あらっ、これならブラックでいけます!」

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不思議~。ちなみに計量した分だけ入れること。出がらしになるまで使うとまた味が落ちるそうです。

陶器のドリッバーにも秘密があって、これでさらに美味しくなる。

「淹れる技術もある気がします。。」

「そんなことないよ~。普通の安い豆でも全然違うから。」

「コーヒーはろ過したらあかん。抽出するんや」

!!!これ名言ですよね。あ~はい、ろ過してました。

そして シルクをデイリーに。

気楽に絹のパワーを感じてほしい。これから迎える寒い、乾燥する季節におススメの商品。

 

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ネックウォーマー

冷えは首から。肩こり防止にも

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5本指靴下

足元の冷えは万病のもと

 

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アームウォーマー

このタイプは指が自由になるからうれしい。

スマホに便利

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マフラー

まるで繭がならんだよう。

織道楽塩野屋さんのルーツとは?!

ご主人、服部芳和さんで14代目になられる西陣の織元「織道楽塩野屋」さん。服部家の初代は、滋賀県は甲賀・塩野村の出身で漢方医。そして、なんと「忍者」 だそうです 😯 

(当時の忍者は世を忍ぶ仮の姿として、お薬を扱っていたらしいです。確かにこれなら怪しくないかも(笑))

2代目が西陣で絹屋さんを始められました。「服部」姓をたどると「はたおりべ」が転じたもので、古代より衣服にかかわった「部」だったようです。ま~今でいう「営業部」とか「総務部」とか(・・;)。なんて冗談はここまで・・といいたくなるくらい、服部さんラテンのノリです。

先代のお父様はなんと歌手志望だったらしく、それに危機感をいだいたお爺様に「織屋になるべく」育てられたそう。

国産にこだわり小売り。そして、生産も。

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「これちょっと食べてみて。」

「?何かの種ですか?(この展開からして桑?ん~桑の実ってマルベリー・・・ポリッ、カリッ)種ですね。」

「それな、蚕の卵やねん。」

「え!た、卵(ゲッ!食べちゃいましたよ~)」

 

「なぜ、日本で絹を生業にしていながら国産の絹を扱わない!」「誰もやらないなら自分が売る!」40歳代になられてから、東北から北関東など精力的に国産シルクにこだわって体を壊すほどに活動され・・・そして、亀岡へ。

直接肌に触れる「着るもの」も国産でこそ、健康・文化・自然環境保全にも意義がある。衣食住の循環スタイルを再構築する時代が来たのだと力説されます。

福知山で廃業寸前にあった養蚕農家さんを紹介してもらい、桑の木を増やすところから地道にかつ、アクティブに行動されてきました。賛同する方がそれぞれの地域で桑を育てたり、農園は市内別場所にあるので作業される若い方も集まりつつあります。職人というより、餌となる桑を育て蚕を育てる人をまず、ということだそうです。後継者を育てるために、住む場所も近隣で探しておられます。なんといっても桑は日本全国で育ってきたのですから。

また、通常1~3齢とよばれる時期の蚕が人工飼料で飼育されるのに対して、こちらの蚕は生まれた時から桑のみ。これでメタボリック蚕にならず、質の良い絹が取れるんだとか・・・あ~耳が痛い(笑)

そして、絹糸の取り出し。熱乾燥すると糸が引けなくなるので、それにもこだわり。だからこそパワーが感じられる絹へ。

「桑の葉オーナーズクラブ」という方法も取り入れ、養蚕を支援する取り組みもされています。

絹の魅力を伝えるため、キッチンで気軽にできるという意味で「キッチンセミナー」も開催されています。

そんな取組や商品に興味をもたれたら、ぜひ最後でご紹介している塩野屋さんのホームページをご覧ください。

名残の南桑田郡・・もはや中学校名に残るのみ。

20161018%e5%a1%a9%e9%87%8e%e5%b1%8b-19丹波の川霧で名高い京都府亀岡市。旧名は〈みなみくわだぐん〉。

その名の通り桑がたくさんありました。今でも古民家の畳を上げれば養蚕室の名残があるところも。

国道9号〈加塚交差点〉を西へ折れ大阪池田方面へ向かうと、〈ひがんばなの里〉として、秋には必ずメディアに登場する亀岡市曽我部町。

【織道楽塩野屋】さんはそんな場所にあります。

おいしいコーヒーをいただき、絹のパワーを知り、深く心にしみたお話を終え、次は桑畑とセミナーで再会を。と、外に出た頃には、すっかり晩秋の夕暮れのたたずまい。心の中を写したような情景でした。

 

この記事のちーびず団体

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服部 芳和
服部 芳和

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竹嶋貴代美
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亀岡に生まれ育ち、美山に嫁いで三十余年。家業(電気・水道工事店)の傍ら、婦人会・PTA・自治会・商工会女性部などで地域活動に参画。現在は『老活サポート』もおこなっています。 『森の京都』地域を中心にちーびず活動をお手伝いします。
(有)竹島電機ホームページ:http://www.athome-nantan.com/

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