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2016年10月14日 | ちーびず ちーびず製品
ギャラリーカフェ人と木にて、「〇むらさき」誕生のお話を聞く。
この記事に登場するちーびずさん
森田さん(ギャラリーカフェ人と木)
森田さん(ギャラリーカフェ人と木)市内の有機露地栽培を続ける農家と契約し、店主手作りの味噌や地元の旬の食材を使い、“五感に響く”お料理を提供している。

店主森田さんが脱サラして、ギャラリーカフェ人と木(ひととき)として山城地域木津の相楽に店を開店してから12年。

木津川市や山城の食文化を大切にし、「人とつどい、木々のささやきを聞きながらひとときの時がゆるゆると流れている」ギャラリーカフェを目指し、ゆるゆると進んで来られました。その「人と木」さんで、地域食材を使った新しい商品を開発された森田さんにお話をお伺いしました。

 

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山城食材の美味しさ、地のものの美味しさとは?

「地(山城)のものってね、ここで食べたら、収穫してすぐなんですよ。」

「そしたら、そんなに手ェ加えやんでもね、ゆがくとか、焼くとか、煮るとか、そんなもんでね十分美味しいんですわ。」

「素材が美味しけりゃ美味しいやろっていうことです。」

「だから、今だに僕は白いご飯にお味噌汁におつけもん+一品っていうイメージでやってます。自分もそんなに作れないしねぇ。料理人じゃないから。それで良しとして来ていただければ。笑」

 

この場所をどんな風に使って欲しいと思っておられますか?

「商売とは別に人が集まっていただけるような場所っていうのが原点なんですよ。」

「ほんで、そこでお茶してもらったり、とかコミュニティ作ってもらったりとかっていうのが最初。」

「例えば認知症カフェって宇治にできたでしょ?ここでも身内の人が認知症の方、自身が認知症の方が寄ってお話されるんですよ。そしたら、やっぱり気易くお互いの悩みを打ち明けたりね。そんな感じになるんですわ。もちろん音楽聴いたりとか、そんな場所、人が集まる場所になっていけたらって。」

「せやからまぁ、ゆくゆくの夢っていうのは、この近所のおじいちゃんおばあちゃんがワンコインでランチに来てもぉて、3時間でも4時間でも話していってもらうとかね、そういう場所になれば。」

「まぁ、私もまだまだそんなことは夢物語で、これ一本を生業にしてるもんやから、まだまだ遠い夢やけどね。でも原点はそこですわ。」

 

「人と木の木っていうのは自然のイメージなんです。せやから、自然の中で人に集まってもらって、っていうのが夢です。」

「まぁ、商売的には回転せぇへんけどね。でもずっといてもらって全然大丈夫。笑」

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山城の食材に対する想いとかがあれば。

「たけのことか、鹿背山(かせやま)の柿とか季節季節のものあるでしょ?あれはある箇所で、その土地の土の成分で育てるとやっぱり違うと思うんですわ。」

「農家の人が『この芋をここで年一回食べんのんが楽しみやねん』とか言うくらいやから、やっぱり美味しいんやと思う。」

「つまりそこでしか取れへんもんを、その場所で食べる、それが一番美味しい。」

「私、昔さやいんげんとか小松菜とか嫌いやってん。けど、いっぺんこの辺の契約農家さんが持って来てくれはって食べてみたらやっぱり違うねん。だから、それ以来僕も食べるようになったし、ここに店構えてから僕自身の食べるもんが一番変わったかもしれへんね。」

 

地域のコミュニティカフェとして、木の周りに人が集い、時間が流れる、そんな感覚をずっと大事にしてこられたことを森田さんへのインタビューで感じました。地元の食・文化を誰より愛しく感じておられるんですね。

 

そんな森田さんが山城のネギと出会った。

さて、そんな森田さんが「山城の野菜、食材をもっと普及したい」という主旨の会にて出会った、木津川市山城町の「秋田農園」秋田佳英さん。こちらの農園では、『山城ネギ』の周年栽培を行い、市場に出荷しておられます。

そんな京野菜、九条ネギに匹敵するような山城産ネギを作っていきたいという秋田さんの強い思いに惹かれ、『山城ネギ』を使った商品を作ろう、と森田さんは決意。2015年9月頃から試作をはじめ、約1年間程度かかってこの度完成したのが出汁醤油にネギを入れた商品です。

1年の試行錯誤の間に、初めはネギドレッシングで、ハバネロとネギを使ったようなものを作っていたそうです。他のメンバーからは美味しいとの声が上がっていたそうですが、森田さんが妥協できず路線変更。思いは一つ、「自分が美味しいと思うものを。」そこに妥協しなかった点が森田さんらしいのかもしれません。

 

〇むらさきの誕生

dsc_5220満を持して完成した1本は、商品名を「〇(まる)むらさき」と言います。(定価600円)パッケージの裏側には

『京都・山城の水と土と森そして人には物語がある、それを「山城ものがたり」という。 大地の恵み「山城のねぎ」と人が出会い「〇むらさき」が誕生した。』

森田さんがプロデュースする、「山城ものがたり」。「〇むらさき」は、ものがたりの記念すべき第1号になりました。

 

 

ギャラリーカフェ人と木

〒619-0222 京都府木津川市相楽城の堀26
TEL 0774-71-0305
営業時間 午前10時から午後6時 定休日 土曜日

 

 

 

この記事のちーびず団体

chii-information
〒6190222 京都府木津川市相楽城の堀26
TEL:0774-71-0305
営業時間11:00〜18:00
定休日: 土曜日
森田
森田

ちーびず推進員メモ

*「山城ものがたり」ストーリーの展開は今後も取材を続けます!お楽しみに。
堤明日香
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京都府南部、山城地方のちーびずを応援しています!地域の美味しい食材、大切に遺していきたい地域の宝(人)を見つけ出すことが得意です。ちーたびやマルシェの実践回数、情報も豊富。山城地方でちーびずにチャレンジしてみようかな、と言う方、是非一緒に盛り上げて行きましょう!
山城ごはん、ホームページはこちら:https://shop.yamashiro-gohan.com