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森の京都で森のアロマ
北山杉の精油に注ぐ情熱
この記事に登場するちーびずさん
村山 寛さん((株)K・Kファーム)
村山 寛さん((株)K・Kファーム)地域を元気にしたい。山や自然を孫たちのために残したい・・・そんな思いで活動されています。

お仕事は、アロマセラピスト ちーびず推進員の田中です。アロマの事を書くとちょっと長くなります(笑)

アロマセラピーって認知症の予防ができる!ってテレビで取り上げられて話題になりましたね。

アロマセラピーは、「アロマ(香り・芳香)」と「セラピー(療法)」二つの言葉くっついてできた造語です。そのまま訳すと「芳香療法」

ハーブ(薬効植物)から採れた芳香のあるエッセンスをかいだり、肌に塗ったりして植物の持っている成分を体内に取り入れて、ヒトが本来持つ自然治癒力を高めるサポートをしてくれる健康法です。

その芳香のあるエッセンスが精油/エッセンシャルオイルと言われるものです。

海外から輸入したものがほとんどですが、たまたま私が勉強したところでは、国産の精油を沖縄や愛媛県で抽出されていて、沖縄では抽出機を見た事もありました。

宇治に住む私はお茶の精油って採れないのかなぁ・・・なんて思ったりしました。(実際は含有量が少なくて抽出できないようです。)

そのうちFacebookで、まもなく京都・北山杉の精油が発売されるという情報があがってきたのです!

「なんですって!」です。 国産でも嬉しいのに京都産って・・・いてもたってもいられず、その方が開催される精油抽出見学のツアーに参加しました。

そうしてK・Kファームさんと出会いました。 今から3年前の事です。

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田んぼの真ん中にある抽出工房です。

 

なぜ、北山杉の精油抽出をしようと?

出会ったK・Kファーム代表の村山さんにビックリ! まぁパワフルな方です。

勝手な思い込みですが、アロマって繊細なイメージが・・・いやいやあくまでイメージです。

学校を出て就職をされた村山さんは東京で防犯カメラの営業をバリバリされて来られました。

京北に帰るたびに変わっていく杉林を見て、親からもらった山や自然を孫たちに残したい、かつては林業を中心に、衣・食・住をまかなえる土地であった京北に活気を取り戻したいと退職されて特産の北山杉で新たな特産品「杉の香り石けん」を作りたいと活動を始められました。

 

協力者があってこそ。でも努力も半端ない。

香りの元をどうするか・・・

たまたま近くに住む女性が日本中の香りの元、精油を抽出している所を見学してまわってこられたと聞いた村山さんは、製造責任者である柳田さんと共に同じ所をまわってこられたそうです。

それをもとに工作に秀でた柳田さんが手作りで水蒸気蒸留機を作られました。

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水蒸気蒸留機は、一機だいたい数百万円~数千万円します。

手づくりの水蒸気蒸留機で精油を抽出している評判を聞いて、アロマ関係者や大学で研究されている方が見学に来られるそうです。

その方々のアドバイスを受けながら試行錯誤をくり返し、今もなお、品質の良いもの・安定した採取ができるように進化を続けておられます。

杉の木は2年に一度枝打ちをされます。その枝葉を使用されます。

村山さんの山やお知り合いの方の山へ取りに行かれたり、また枝打ちして処分されるものを村山さんの活動を知って持ち込まれる場合もあるそうです。

精油の抽出には、地域の方の協力があってこそですね。

 

精油の抽出には、とても手間がかかります。

枝打ちした杉の枝葉の部分

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その枝葉を粉砕機で細かくします。 e044623e171d2b5cebe1a89d1f6ac10e
そして、水蒸気蒸留機へ投入します。 2014-10-29-11-47-01_photo

湯を沸かし(地下水を汲んで来られます)、その中に蒸し器のように穴の開いているステンレス製の容器に粉砕した杉の葉を入れ、下から蒸します。(不要になった材木などをくべて火を焚き、湯を沸かしておられます。)

水蒸気を杉の葉にあて、水蒸気に成分を含ませます。その水蒸気を冷やすと液化して油と水に分離します。(冷却水は、工房の横を流れる用水路から汲み上げておられます。)

精製に使った後の杉の葉は、土壌菌を加え腐葉土にして畑の肥料にされています。

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油の部分のみを採取したものが「精油」です。

手間がかかる割に少ししか採取できないのです。

だから天然の精油は高価なのです。

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子育て中の女子をプチ雇用

採取した「精油」は、遮光瓶に詰められます。

水の部分はフローラルウォーターとして商品になります。

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精油 杉と黒文字
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精油 柚子
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フローラルウォーター 山椒

京北在住の子育て女子が、パッケージをデザインされました。

詰め作業や発送準備、SNSでの広報、見学ツアーの準備や接待などを子育て中の限られた時間の中でのプチ雇用をしておられます。

 

K・Kファーム精油のラインナップ

杉精油「京乃香」のほかには。。。

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杉に寄り添って自生する
黒文字から抽出される
クロモジ精油
  京都・水尾で果汁を搾取した
後、廃棄される果皮を水蒸気
蒸留したゆず精油

 

いろんな地域とのコラボも可能!

小さな手づくりの抽出機だからこそできる事。お試しが可能なのです!

現在、宮津市のよもぎ、舞鶴市のクスノキ、京北の竹や山椒などからも抽出されています。

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宮津から届いたヨモギ 京北町の山椒

地域のものから香りを作ってみたい方、一度K・Kファーム村山社長にご相談してみてはいかがですか。

 

森のアロマ 京都ちーびずリレーマルシェ開催!

森のアロマ 京都・北山杉の香りを体感する二つのワークショップとマルシェ

9月12日(月)

ワークショップ

村山社長のお話とアロマプチ講座

①10:30~11:30 「虫除けアロマスプレーを作ろう!」

②13:30~14:30 「アロマで介護予防?」

マルシェ 11:00~15:00

be京都アンテナショップ

京都市上京区新町通上立売上る 安楽小路町429-1

 地下鉄烏丸線:今出川駅下車 2番出口 徒歩5分

 市バス:上京区総合庁舎前下車 徒歩4分

K・Kファーム村山さんが情熱を注いで抽出された杉や黒文字、柚子など精油やフローラルウォーターをマルシェで販売します。

ご参加お待ちしています。

この記事のちーびず団体

chii-information
〒6010271 京都市右京区京北熊田町新田50
TEL:075-852-1668
FAX:075-852-0804
Mail:suginosei@gmail.com
村山 寛
村山 寛
田中智子
by
たなかさとこです。今年度よりちーびず推進員を務めております。お仕事は、アロマセラピスト。京都市出身宇治市在住。宇治の特産である緑茶とアロマの基本ハーブをオリジナルでブレンドしています。お茶とハーブや精油を京都産や国産にこだわっています。